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減価償却の早期償却のメリット
減価償却の早期償却のメリット って何でしょうか?5年を3年で償却したらどういうメリットがありますか? 結局、総償却額は一緒ですよね・・・? (要償却額100を3年で償却しても、5年で償却しても償却額は(損金算入額は)同じ100ですよね・・・?)
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質問者が選んだベストアンサー
減価償却費のトータルは同じです。しかし企業にとって重要なキャッシュフローに大きな違いが出ます。 償却を短期ですると、初年度に大きな償却費が出ますので損金が大きくなりその分法人税法上の所得が小さくなります。したがってその年度分の税金は小さくなり、資金繰りは楽になります。 一方、償却が短期に終わるので終了後の年度では損金がなくなり、所得が大きく税金も大となります。 でも実務では将来の税金よりは今の税金を重視します。たとえば10年後の法人税率がどうなるかは誰にもわかりませんね。それよりは今の税を安くできるのならそうしておいて、企業の資金上の安全性を確保するのが普通です。 ただ、ご指摘のようにトータルでは一緒なので、あまり無理に短い耐用年数を適用して、税務調査で否認されるのも利口ではないので、この辺りは合理的に許される範囲内で、短い耐用年数を選択するのが賢明ということです。
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- gagagapipipi
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回答No.1
減価償却は費用だから、費用が多いほうがその年の税金が安くなる。 今年が予定より儲けた場合、 5年後の20万より、今年+13万を費用に計上したほうがいいと思うこともある。
質問者
お礼
ご教授ありがとうございました。
質問者
補足
ご回答ありがとうございます。税金が安くなり、税金納付が先延ばしできるメリットは理解できました。ただ、税金納付を先延ばしにしたとして、結局税金納付額は同じ金額とするならば、税金納付を先延ばしにするメリットって何でしょうか?よろしければ、ご教授お願いします。
お礼
疑問が解消でき、実務の視点で理解できました。ありがとうございました。