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「雨月物語」より

「雨月物語」より 「あふ坂の関守にゆるされてより、秋こし山の黄葉見過しがたく…」 「より」は格助詞です。 でも、完了「つ」の連用形に付いています。 格助詞は体言に付く約束です。 ならば接続助詞?でも辞書にはない。 それともラ行四段自「因る」の連用形? そもそも「つ」ではなく接続助詞の「て」? ちんぷんかんぷんです。 よろしくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • fumkum
  • ベストアンサー率66% (504/763)
回答No.1

「より」は格助詞で一般的な接続は体言・連体形です。ですが、詳細な辞書には記述がありますが、体言に準じた形容詞の連用形や副詞、一部の助詞に接続する例があるとされています。その辞書の用例に、「かねてより風に先だつ・・・」とあり、「かねて」は副詞ですが、その成り立ちを見ると、「予(か)ぬ」の連用形「かね」+接続助詞「て」となっています。ですから、ここでは「て」は接続助詞。「より」は格助詞だと思います。

ken72
質問者

補足

動「許す」の未然形「許さ」+受身の助動詞「る」の連用形「れ」+接続助詞「て」+格助詞「より」 となるのでしょうか。

その他の回答 (1)

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.2

 下記は辞書にある「より」の説明です。 [格助]名詞、活用語の連体形、副詞、一部の助詞などに付く。 http://dictionary.goo.ne.jp/srch/jn/%E3%82%88%E3%82%8A/m0u/  意味は「逢坂の関守に許されてから、、、」と今も用言のあとの「て」に連なっています。  ご質問は「格助詞は体言につく約束です」に発するものと思いますが、「活用語」にもつくので、あまり問題はないように思います。

ken72
質問者

お礼

体言以外にも付くんですね! ありがとうございました。

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