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英語は引用の文化?
大学の教授が「英語は引用の文化である」と言っていました。会話中にことわざや聖書の言葉を引っ張ってきたりする率が高いらしいです。 私は映画の中でしかそのような引用を見かけた事がありませんが、聖書と英語の表現の間には何か(小説のタイトルなど)深い関係があるのでしょうか?漠然としていますが簡単にでもいいので教えてください。
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英語に限らず(日本語でも)短い言葉で自分の主張を相手に伝えたい場合などに、よく引用文(句)が使用されます。英語は特にその習慣が顕著だと教授は言ったのでしょう。 英語でよく引用されるのは第一が聖書、第二がシェークスピアの作品からです。その他歴代大統領の演説も頻繁に引用されます。引用文は自分の主張に合わせて字句が変更されることもありますが、原典はだいたいよく知られているので説得力があるわけです。例えばケネディ大統領の就任演説の一節は日本でも知られていますね。 Ask not what your country can do for you, ask what you can do for your country.「国が何をしてくれるかと問うなかれ、国のために何ができるかを問え。」 国の代わりに会社、学校、地域社会、家族などを使ってもよく意味が伝わる名句です。 アメリカ人はこのような引用句を演説や文章に挿入するのが好きな国民でそのため「引用文辞典」も発行されています。また大型の辞典にはたくさんの引用句が載っています。日本人は中国の古典から引用するのが好きですが、文章よりも句が多く、引用という意識なく使われることが多いと思います。
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ボブ・ディランの曲も聖書からの引用が多いことで有名です。 ただ、先達の創作物からの引用が多いというのは、英語だけではなくて、全ての創作や発明に共通していえることだと思います。聖書からの引用が特に目立つのは、それだけ英語圏で広く読まれているということを示しているんだと思います。 日本の創作物だと、昔話からの引用が多いですよね。特に漫画には、「金太郎」「桃太郎」「一寸法師」「浦島太郎」からの引用が多く確認できます。
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回答ありがとうございます!意外と日本にも引用は生活と関わっているのですね。そう思うと歌の歌詞にも引用が使われていそうな気がしてきました。
お礼
回答ありがとうございます。確かにたまに年齢層が上の方は中国古典を引用する事はありますね。万人が知っている文章を使って語ると説得力もあるし印象に残り易いのかな。そういう意味では各国で話されている英語が引用の文化が発達したのもうなずけました。