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簿記3級の精算表の試算表に勘定科目繰越商品がありますが、
簿記3級の精算表の試算表に勘定科目繰越商品がありますが、 これは前期からの繰越が今期末まで仕入に振り替えられなかったと 解釈してよいのでしょうか? 他の保険料や利息などは期首に費用や収益へ振り替えられていると見えるだけに不思議でなりません。 実務でもこのようなことは普通なのでしょうか?
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再度お答えします。 小さな会社でよくあることですが、月次決算をせず、一発で1年間をひとまとめにして決算を行うというような、便宜的(?)な方法を実務的にはとることがあります。 この場合 「年次決算で、試算表に前年度の繰越商品をそのままにして載せてある」ことができます。 月次決算を正しくすれば、 「毎月の売上を見るにはどうしても繰越商品を仕入に再振替しておかなくてはいけない筈ですから」・・・そのとおりですので、 「年次決算で、試算表に前年度の繰越商品をそのままにして載せてある」が解せなかったのです・・・は月次決算をやっているなら間違ってることになります。当然期首に振替されていなくてはなりませんので、期末に前年度の繰越商品をそのままにして載せる事はありません。 したがって、 「一概に言えないとは思いますが、実務では期首に再振替と期末までそのままを比べた場合どちらがより多いとの印象をお持ちでしょうか?」は、 小規模会社で1年間をひとまとめにして年次決算だけやるなら、繰越商品が「期末までそのまま」もあるということで、 月次決算をしているならば、当然「期首に再振替」が正しいです。 もしかして、簿記3級の問題は、月次決算のことは考えず、あるいは省略して、(試算表も月次には作らないこととして)年間の決算についてだけの出題かもしれませんね。 だとすれば、「毎月の売上を見るにはどうしても繰越商品を仕入に再振替しておかなくてはいけない筈ですから」は考えずに、1年間をひとまとめにして、前年度の繰越商品は決算の試算表で振替ることになります。 余計混乱させてしまいましたでしょうか?
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- sassa99
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少々勘違いされてるかもしれません。できるだけ簡単(?)に言ってみますが 商品の売買を仕入勘定 (費用の勘定)、売上勘定(収益の勘定)、 繰越商品勘定(資産の勘定)の3つの勘定で処理(三分法)されてると思いますが、 繰越商品勘定は、商品の保有(在庫)状況を把握する勘定であり、 商品の仕入や売上による損得を計算する勘定ではありません。 期首の時点では、まだ帳簿上は売り上げていないので、繰越商品勘定のまま資産となってます。 決算時に処理しますので、期首に処理(損益に振り替えるなどの)することはありません。 商品の保有(在庫)は、 前期繰越商品+当期仕入(原価)-当期売上(原価)=当期末繰越商品 ですから、精算表の試算表のところにあるのは前期繰越です。 当期末の繰越商品は、 精算表を作成する前に、商品等含めた現物等による棚卸をし棚卸表を作り確定しますが、 商品の場合、上記計算式を次のように置き換えてみると、 前期繰越-当期末繰越商品=当期仕入(原価)ー当期売上(原価) となります。 繰越商品勘定は、精算表の修正記入で、前期繰越は貸方に記入し、(棚卸をして)当期末の繰越額を借方に計上し、 したがって、前期の繰越商品がチャラになり、当期末の繰越商品が翌期へ繰り越すことになります。 なお、実務的には、商品は現物と帳簿残高が一致しないこともあり(破損・紛失その他など) この場合、上記算式は合致しませんが、差額は損益(雑損・雑収など)で処理することになります。 月次決算をしていれば、月末時に繰越商品の残高は当然変わってきますし、 年次決算だけ行われているのであれば、繰越商品は前期繰越高のまま期末まで計上されています。
補足
ご回答ありがとうございます。 <月次決算をしていれば、月末時に繰越商品の残高は当然変わってきますし、 これ(月次決算)が気になってました。 毎月の売上を見るにはどうしても繰越商品を仕入に再振替しておかなくてはいけない筈ですから、 年次決算で、試算表に前年度の繰越商品をそのままにして載せてあるのが解せなかったのです。 結局、期首に再振替がしてあるなら、決算時の前期繰越商品は記入不要ということでしょう? ただ、9der-qderさんの言われるように実務では前期繰越商品を期末までそのまま弄らないでおくこともあるらしいですね。 一概に言えないとは思いますが、実務では期首に再振替と期末までそのままを比べた場合どちらがより多いとの印象をお持ちでしょうか?
- srafp
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1番様が言及なされていますように、問題文(決算整理事項)が不明ですと、正しい答えは書けません。 試験問題では、通常、8桁精算表での決算前残高では、繰越商品は期首繰越高であり、決算整理事項で期末棚卸高及び棚卸評価損等の指定があります。 逆に、期末棚卸に関する決算整理事項が書かれていないのであれば、繰越商品に関する原価への振替処理は完了していると推測できます。 > 他の保険料や利息などは期首に費用や収益へ振り替えられていると見えるだけに不思議でなりません。 私が簿記を教わったのは30年前なので、「再振替仕訳」をするように教わったかどうか記憶がアヤフヤですが、最近の3級に対するテキスト等を読むと、前払や未払に計上した経費は、期首に「再振替仕訳」を起こすとして居ります。 下記URL先をご参照下さい。 http://study.mag2.com/a_001/yougo/sa_002.html http://qa.moura.jp/qa5710579.html http://www2s.biglobe.ne.jp/%7Enakaman/Q3/596282958984375.html > 実務でもこのようなことは普通なのでしょうか? 実務は簿記のテキスト通りではないので、色々なケースが出てきます。 例として「3箇月決算の会社がx1年7月1日に新規に火災保険契約を結び、同日に火災保険1年分¥12000を支払うことになった(以降、毎年7/1に同じ額を支払う)」場合 ○簿記のテキスト x1/7/1 火災保険料12000/現預金12000 x2/3/31 前払費用 3000/火災保険料3000 x2/4/1 火災保険料3000/前払費用3000 x2/7/1 火災保険料12000/現預金12000 x3/3/31 前払費用 3000/火災保険料3000 ○実務でのパターン1 毎年の前払費用を固定 x1/7/1 火災保険料9000/現預金12000 前払費用 3000 x2/3/31 仕訳ナシ x2/4/1 仕訳ナシ x2/7/1 火災保険料12000/現預金12000 x3/3/31 仕訳ナシ ○実務でのパターン1 毎年の前払費用を固定 x1/7/1 火災保険料9000/現預金12000 前払費用 3000 x2/3/31 仕訳ナシ x2/4/1 仕訳ナシ x2/7/1 火災保険料12000/現預金12000 x3/3/31 仕訳ナシ ○実務でのパターン2 一旦、前払費用に計上して、月次決算を平準化 x1/7/1 前払費用12000/現預金12000 以降、毎月末付けで 火災保険料1000/前払費用1000を行なう。 x2/3/31 仕訳ナシ x2/4/1 仕訳ナシ x2/7/1 前払費用12000/現預金12000 以降、毎月末付けで 火災保険料1000/前払費用1000を行なう。 x3/3/31 仕訳ナシ
お礼
ありがとうございました。
- 9der-qder
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問題を見てみないと分かりません。 試算表や問題文に繰越商品の精算仕訳がなければ前期からの繰越商品でしょう。 他の勘定と処理が違うことはよくあります。 棚卸処理は期末に実施棚卸を持って行いますが、保険料や利息は期首に処理する事があります。 理由は、保険料や利息は仕訳処理だけで済みますが、棚卸処理は実施棚卸が必要なためだと思います。 従いまして、 > 実務でもこのようなことは普通なのでしょうか? は、「はい」と言う事になります。
お礼
ありがとうございました。
お礼
皆さん、ありがとうございました。 お陰さまで頭の中のもやもやがとれたような感じです。