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簿記の繰越商品勘定について
昨日同じような質問をした者ですがやはり基礎ができておらず一からやりなして勉強中なんですがまた繰越勘定で詰まりました。 期首商品棚卸高リンゴ@\100×1個 aリンゴ@\100×5個を現金で仕入れた。 bリンゴ@\150で現金で売り上げた。 a(借)仕入 500 (貸)現金 500 b(借)現金 500 (貸)売上 500 ※・はスペースを埋めるためです。 ・・・・・・・・・・・・・繰越商品・・・・・・・・・・ 期首商品棚卸高 リンゴ×1 100 ・・・・・・・・・・・・・・・仕入・・・・・・・・・・・・ 当期仕入高 リンゴ×5 500 ・・・・・・・・・・・・・・売上・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・当期売上高 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・リンゴ×4 600 帳簿上では600(売上)-500(仕入)で設けは100、繰越商品は100となります。 ところが事実は・・・ 商品売買損益→売上高@\150×4個-売上原価@\100×4個 =200 期末商品棚卸高→@\100×2個 ここで事実と帳簿を合わせるために決算整理手続きが必要となる。 期末商品棚卸高リンゴ@\100×2個であった。決算整理仕訳せよ。 1、期首商品棚卸高を仕入勘定へ (借)仕入 100 (貸)繰越商品 100 繰越商品勘定から仕入勘定へ期首の商品を振り替えることにより仕入れ勘定に商品の総数(リンゴ@\100×6個)を集計。 ここで疑問なのですが(画像の参照お願いしますhttp://imepita.jp/20100129/077410)なぜ繰越商品勘定で期首商品棚卸高が借方と貸方に同時に存在できるのかということ、そして繰越商品勘定から仕入勘定への振り替えとあるんですが「振り替え」の意味が分かりません。何を根拠にこんなことをするのでしょうか? このあと期末商品棚卸高を同じように繰越商品勘定に振り替えているのですがこれも同じく意味が分かりません。 回答のほうよろしくお願いします。
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>繰越商品勘定から仕入勘定への振り替えとあるんですが「振り替え」の意味が分かりません。何を根拠にこんなことをするのでしょうか? 仕入の勘定において実質売れたものの原価を出すためです。 売上原価100×4=400円を仕入勘定で計算するためです。 決算整理をする前の仕入勘定は当期に仕入れを行った金額しか集計されていないので仕入勘定において売上原価が出ておりません。 期首に商品があったもの、期末に商品が残っていたものを集計してはくれないので次の決算整理を行い仕入勘定において売れたものの原価を計算します。 仕 入 100 繰越商品(期首)100 繰越商品(期末)200 仕 入 200 これを行うと期首商品100円+当期仕入高500円-期末商品200円=売上原価400円が計算できます。 参考に仕入の元帳は次のような感じになります。 ・・・・・・・・仕入れ・・・・・・・・ 仕入 500 期末商品 200 期首商品 100 >なぜ繰越商品勘定で期首商品棚卸高が借方と貸方に同時に存在できるのかということ。 同時には存在していませんよ。 期首借方に100円あったものは決算整理により借方に計上され仕入勘定に振替られ減少しているので。 その代わりに期末商品が借方に200円計上されます。 ・・・・・・・・・・繰越商品・・・・・・・・ 前期繰越(期首)100 仕 入 100 仕 入 200
- srafp
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チョッチと厳しい事を書きます。 3分法(分割法)が解らないのであれば、↓のサイトを参考にしながら、商品についてやり直してください。 http://www.bookkeep.info/boki3/syou3-4-2.html > 繰越商品勘定で期首商品棚卸高が借方と貸方に > 同時に存在できるのかということ テキストの繰越商品勘定は、決算整理後の状態なので 借方 100 →当期の期首繰越高(期首棚卸高) 貸方 100 →決算整理で繰越商品勘定の期首繰越高(期首棚卸高)を「仕入100/繰越商品100」と言う仕訳で、仕入勘定に転記したから。 > そして繰越商品勘定から仕入勘定への振り替えとあるんですが > 「振り替え」の意味が分かりません。 「振替え(る)」は日常的に出て来る用語です。 例えば、普通預金に100万円が預金されていたとします。その100万円を手形決済の為に引き出して当座預金に入金した行為を「普通預金から当座預金へ100万円振替えた」といいます。 > 何を根拠にこんなことをするのでしょうか? 商品(繰越商品)の売買を記帳(仕訳)する方法には、「3分法」「分記法」「総記法」などがあり、夫々に使用する科目や仕訳方法が決められております。 → 決まり事を守らないと、どの方法で計算してB/SやP/Lをしているのかが判別できなくなる。 今回の質問では、最も一般的に採用されているといわれている「3分法」です。 3分法では、商品の購入及び期間中に売れた商品の売上原価を『仕入』勘定で行い、『繰越商品』勘定は残決算整理をした時に増減が生じて、勘定残高は当期末の棚卸高となります。ここまでが3分法の決まり事の1。 テキストに多分書いてあると思いますが、では、売上原価はどうやって計算するのか? ご質問文に有る数値を当て嵌めて書くと 売上原価400=期首商品棚卸高100+当期仕入高500-期末商品棚卸高200 このようになります。これが決まり事の2 先程、「3分法では仕入勘定で・・・」と書きましたよね。では、この計算式を仕入勘定を使った仕訳にして見ましょう ・期首商品棚卸高100 → 加算しているから仕入勘定を増やす必要がある。決算整理をしていない時点では、繰越商品勘定の借方に載っている。 だから 仕入100/繰越商品100 添付画像の繰越商品勘定貸方はこの仕訳を転記した結果です。 この時点で、繰越商品勘定の残高は一旦ゼロとなる。 ・当期仕入高500 → 期中の取引で既に仕入勘定に計上済み。 だから、仕訳は不要。 ・期末商品棚卸高200 → 減算しているから仕入勘定を減らす必要がある。決算整理をしていない時点ではどこにも載っていない。 繰越商品勘定は、決算整理後は期末商品棚卸高でなければならない。 だから 繰越商品200/仕入200 よって、決まり事の2は、次のように書かれることが多い 『決算整理に於いては次の仕訳を起す 期首商品棚卸高は「仕入/繰越商品」、期末商品棚卸高は「繰越商品/仕入」 』