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いっかな(如何な)

いっかな(如何な)  1966年刊のある小説にこの言葉が出てきました。初めて目にしたのですが,大辞林によれば,「(あとに打ち消しの語を伴って)全然。決して。」とあります。  また,ネットで調べてみると,鳥取弁だとも書かれています。 http://www.weblio.jp/content/%E3%81%84%E3%81%A3%E3%81%8B%E3%81%AA  この言葉は今でも一般に使われるのでしょうか。それとも死語に近いのでしょうか。  因みに作者は鮎川哲也氏です。

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noname#115524
noname#115524
回答No.2

うーむ 私は文学でしか見た事が無いですね。文学ではよく見かけますが。(「いつかな」というふうに促音のつが大きい活字のイメージがあります) 自分で使った記憶が無いし、使ったとしても古くさい感じを出したい時だと思うのです。 特に話言葉では使わないしこの先使おうと思っていません。 それに鳥取方言だと解釈されるというのはそれが共通語としては現在使われていないという現れではないかと思います。 というわけで死語あるいは古語に近い説をとります。 ちなみに私は50代です。 なお古語が地方に方言の形で残る例はたくさんあります。

noname#114972
質問者

お礼

 ありがとうございました。同感です。

その他の回答 (2)

  • cxe28284
  • ベストアンサー率21% (932/4336)
回答No.3

いっかな(如何な)は広辞苑では、浄瑠璃から引用され、 「降雨も、いっかないとわぬ女の念力」と解説があったので、もともとは古語だと思います。 現代では文章では使われていても、話し言葉では、使われなくなってきたと思います。 一向にの方がよく耳にします。

noname#114972
質問者

お礼

 ありがとうございました。文章でも初めてでした。

  • bakansky
  • ベストアンサー率48% (3506/7251)
回答No.1

少なくとも「死語」ではないでしょう。耳で聞いたり活字で見たりすれば、特に違和感は感じませんから(私の場合は、という限定付きではありますけれども)。 お示しのページにあった例の「いっかな聞き入れない」というのを見て、「あぁ、そういう言い方あるなぁ」と、何だかなつかしいような、そんな気分になりました。 「いっかな」は「いかな(如何な)」の転じたものです。そうして、「いかな」は「いかなる(如何なる)」の転じたものです。 「いかな」の方は、「いっかな」よりも、少し用法が広いかもしれません。「いかな」の場合には、下に否定後しかこないということはないですから。「いかな○○でも~だろう」などという使い方なら読むか聞くかしたことがおありなのではないでしょうか(「こんな別嬪さんと引き合わせりゃあ、いかな堅物の○○さんといえども、ついフラフラッとならぁ」なんてね。この場合は英語なら even if ... を使うところでしょうか)。 鮎川哲也さんの文章になら、いかにも出てきそうな気がしますね。

noname#114972
質問者

お礼

 ありがとうございました。  小説は随分読んでいるつもりでしたが,知らない言葉がまだまだあるものです。鮎川氏のは初めてでした。

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