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平澤典男の「マクロ経済学基礎講義」

大学のマクロ参考書として、平澤典男著の「マクロ経済学基礎講義」がでているのですが、なんか普通の参考書と比べてみると、うまく言えませんが違った解説??のような感じがします。 こんな風に思うのは、僕だけなのでしょうか?

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  • iwow
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回答No.1

論理の飛躍がない,初級者向け辞書的参考書です. 丁寧なだけです. こんなに,紙面を費やし,出版される例は, ほとんど日本にないです. (ふつう出版社から嫌がられる.) たとえば,景気循環の説明を見てみてください. コンドラチェフサイクルから クズネッツサイクルを説明し,さらに,そこから ジュグラーサイクルを説明し,さらに,そこから キチンサイクルを説明している丁寧さです. ほかのマクロ経済の教科書では見たことありません. 覚えるというよりも,理解をより深くしてくれる 手助けや,他の本では分からなかった個所を サポートしてくれるそんな入門辞書です. 参考 それで勉強するのもいいですが, 手っ取り早く,マクロ全体を勉強できる教科書を ほかにお勧めします. たとえば, 1)中谷巌「入門マクロ経済学第3版」日本評論社 2)マンキュー「マクロ経済学(1)・(2)」東洋経済新報社 3)浅子和美他「マクロ経済学」新世社 4)浅田統一郎「マクロ経済学基礎講義」中央経済社 1)は豊富に日本の現状データを織り交ぜながら,短期から長期まで説明している教科書で,マクロ経済の奥義をすこし垣間見ることができます.3版になってから,長期から短期を説明することを止めたので理解がしやすくなりました. 2)海外で定評ある教科書.ただし,2冊ぐみになってるので読むのに時間がかかりますが,中谷同様,実際のマクロ経済を読み解く力が備わるように書いてあります. 3)手っ取り早く初中級的マクロを勉強するのに,こんなのもあります.新世社からのシリーズです. 4)公務員試験など,論理の飛躍がない実践向き教科書.洗練された問題が付いており,回答も詳しく丁寧に書いてある.マクロは実際,問題を解いてみないと力は備わりません(個人的経験から)

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