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日本人で初めて大学で経済学の講義をした人

日本人で初めて大学において、経済学の講義を行なった人は誰ですか?

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.1

おそらく福沢諭吉でしょう。1868年の上野戦争(幕府が官軍に江戸開城をしたあと彰義隊と官軍が上野の山で戦った戦争)の最中に、福沢諭吉が鉄砲や大砲の音を聴きながら、慶応義塾大学の前身である「慶応義塾」で経済学を講じたという逸話は有名ですが、それがおそらく日本で最初の経済学講義でしょう。この塾がのちに大学に発展していくのであって、もちろんこの時点では日本には現在の意味での大学はありません。

minoru2520
質問者

お礼

お二人ともありがとうございます!先に答えて貰ったstatecollegeさんにベストアンサーを差し上げます!!

その他の回答 (1)

  • ennalyt
  • ベストアンサー率29% (398/1331)
回答No.2

1番の方のおっしゃるとおりです。 慶應義塾は東洋最初の高等教育機関です。 創立は1858年、大学部設置は1890年、慶應義塾大学となったのは1920年。 大学部設置にあたりHarvard Universityから三名の教員を招いたりもしました。 後にハーバード大学総長になった人も含まれていました。 ウェーランド講述記念日といって毎年5/15に三田キャンパスで講演会が行われています。 1868年当時、福澤先生が使われた教科書は "The elements of political economy", Wayland, 1866 発売から二年しか経ってないバリバリの先端の政治経済学を講義していたというのが凄いですね。 まだ江戸時代と明治時代の境目の時ですから、洋書の入手は大変だったでしょう。 そういえば「経済」という言葉を作ったのも福澤先生でした。 「この塾の在らん限り大日本は世界の文明国である。世間に頓着するな」 と塾生たちに言い、上野の砲撃を気にせず経済学の講義を続けたということです。

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