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オペアンプ MC33179
オンセミコンダクター MC33179 このオペアンプはデータシートで見る限り両電源のスペック しか見当たりませんが、単電源でも使用できますか? 単電源にした場合、留意すべき点は何かありますでしょうか? オペアンプ初心者で勉強中です。宜しくお願い致します。
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ANo.1さんとほとんど同じ回答になってしまいますが・・・ MC33179は単電源でも使用できますが、Rail-to-Rail入出力型ではないので、MC33179を単電源(0V/Vcc)で使う場合は ・入力端子の電圧は 2V~Vcc-2V の範囲内になるようにする ・出力電圧は 2V~Vcc-2V の範囲しか出ない(負荷抵抗が小さいともっと狭くなる) ということに注意すればいいと思います(2Vというのは最悪値で、通常は1.5V程度)。つまり、0Vを入力したとき、出力が0Vとなるような回路は作れません。 例えば、MC33179を使って、電圧利得が10倍の交流増幅回路を作るときは、添付回路のように、入出力にカップリングコンデンサ(C1、C4)を入れ、抵抗 R4 と R5 で電源電圧(Vcc)の半分の電圧 (Vcc/2) を作り、それを基準電圧として、入出力電圧が基準電圧を中心に振れるようにします。出力電圧は 2V~Vcc-2V の範囲しか出ないので、この回路では、Vcc=6V のとき、出力電圧の最大振幅は2Vpp程度、Vcc=10Vのとき、出力電圧の最大振幅は 6Vpp 程度になります。電源端子間にバイパスコンデンサ(C3)を入れることも忘れないでください。 MC33179は、低雑音・低消費電流・高出力電流が特徴のようですが、どういう用途にお使いでしょうか。 MC33179データシート http://www.onsemi.jp/pub_link/Collateral/MC33178-D.PDF
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- midare_oni
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単電源で使用できるとは、通常は0Vと電源電圧(例えば5V)で使用して、0Vまで入力できるという意味です。 両電源と書かれている場合は、電源電圧-1.5Vと負側の電源電圧+1.5V程度の範囲の入力電圧しか扱えません。 なので、両電源でも0-5Vで使用できるものであれば、反転入力端子に2.5V(1.5~3.5V位は可能)を入れる反転増幅器としてなら使うことは可能です。 尚、どちらの場合も出力は電源電圧範囲より狭い範囲しか出力することは出来ません。 今なら入力や出力がほぼ電源電圧まで扱えるレールtoレールと呼ばれるものもあり、これはほぼ電源電圧範囲いっぱいの電圧を使うことが出来ます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 お礼が遅くなり申し訳有りません。 今回は9V電源で4Vppの音声信号を入力する予定です。 ご回答の中で反転増幅器なら可能との事ですが、+側の端子には 入力できないのでしょうか?
お礼
ご回答ありがとうございます。 お礼が遅くなりまして申し訳有りません。 電源電圧9Vに対して4.5Vでバイアスをかけて4Vppを入力する予定です。 音声のMIX回路に使います。 とりあえず問題無さそうで安心しました。 ありがとうございました。