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電流帰還オペアンプ
電流帰還オペアンプで非反転増幅回路を製作した場合、帰還ループにコンデンサを入れると、オペアンプが発振してしまう理由がわかりません(><)使っているオペアンプは高速オペアンプでデータシートは下記です。 http://www.analog.com/productSelection/pdf/AD811_d.pdf ヒント等で構いませんのでご教授よろしくお願いします。電子工作初心者です。
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- tadys
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回答No.1
電流帰還オペアンプに限らず、多段のアンプは負帰還の量を増やすと不安定になり、やがては発振することがよくあります。 それは、位相の回転により負帰還だったものが正帰還になるからです。そのときの帰還量が1以上だと発振します。 参考URL1の位相補正の項目、および、参考URL2を読んでください。 AD811について言えば、データシートの図-9からは、フィードバック抵抗が小さくなるとオーバーシュートが大きくなる。 図-12からは、フィードバック抵抗が小さくなるとピーキングが大きくなる。 と言うことが分かります。 どちらも、フィードバック抵抗が小さくなることで不安定になっていくことを示しています。 また、400Ω以下のデータがない事から、400Ω以下では使用できない(発振する)可能性が伺えます。 コンデンサは高い周波数でインピーダンスが下がるので帰還量が大きくなり発振するものと思われます。 どのような条件で発振するかは、実験で確認するか、シミュレーション用のデータを手に入れてシミュレーションするかすれば分かるでしょう。