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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:オペアンプについて)

オペアンプの選定で困っている

このQ&Aのポイント
  • オペアンプの選定で困っております。0Vまたは10Vの入力信号が0Vに近い出力になる部品を探しています。
  • CMRR数値が高ければ限りなく0Vに近い出力をするのか、CMRR数値が低ければ0Vに近いのか理解できません。
  • 周りに聞ける人がおらず、オペアンプに関する本や参考資料の紹介もお願いしたいです。

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.1

普通のOPアンプで差動アンプを組もうとすると、精度の高い抵抗が必要 です。OPアンプ自体も差動アンプに他ならないのですが、OPアンプを裸で 使うとゲインがありすぎて使い物になりません。OPアンプは負帰還をかけて 使うものですから、ほとんどの性能は帰還素子できまります。 CMRRも事実上、ゲインを決める抵抗のマッチング度合いで決まります。 0.1%の高精度抵抗を使ってもCMRRは60dBですから、OPアンプ自体のもつ 100dBとか140dBなどというCMRRを実現するのは相当大変です。 そこで、マッチングの良い帰還素子まで内蔵した差動アンプが売られて います。例えば、AD8221のように1本のゲイン抵抗だけで100dBの実用 CMRRが得られるものもあるので、高価ですが、一番間違いなく性能が 出せる選択だと思います。 もちろん、高精度抵抗を使って、さらに微妙な部分は可変抵抗で調整 するという方法もありますが、これは設計思想の問題になります。 CMRRは同相信号に対するゲインと差動信号に対するゲインの比です。 具体的には差動ゲインを同相ゲインで割ったものです。理想的には無限大 となります。 同相ゲインとは、二つの入力に同じ入力電圧を与えたときに、それが 何倍になって出力に出てくるか、です。差動アンプなのですから差が0 ならアンプのゲインが何倍であっても出力は0のはずですが、実際は 理想からのずれがあり、なにがしかの出力が出ます。つまり同相入力 に対してあるゲインがあるわけです。 CMRRはアンプ単体に対して定義されるだけでなく、OPアンプなどを使って 構成されたアンプ全体に対しても定義されます。後者は、回路に使われて いる抵抗の誤差などに影響されて、普通はOP単体より悪い値になります。 参考書は、岡村迪夫著、OPアンプ回路の設計 などが定本ではないで しょうか。 できたらOPアンプだけでなくトランジスタを使ったディスクリート部品 で作る回路も是非勉強してください。より源流に近いところを抑えて おくことで、応用力が40dBも違います!!

noname#230358
質問者

お礼

御礼、遅くなり申し訳ございませんでした。 ご回答有難うございます。 差動アンプなるものがあるのですね。知りませんでした。 もう一つお聞きしたいのですが、CMRRとは何と何の対比なのでしょうか? あと、お勧めの本や参考書などはありますか?自分はまだまだ勉強中なので なるべく簡単で理解しやすいものが大変助かります。将来的にアナログ技術者 になりたいと考えております。