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電磁気学の問題です。
質量が弧で同じ、荷電量もqで同じ3つの物体が、軽くて伸びない長さ1の絶 縁性の糸で連緒され、正三角形を形成している。 糸の一本を焼き切る。各々の物体の最大速度を求めよ。 という問題が解けずに困っています。 どなたか助けてください。
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- yokkun831
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>A,Bの速度をvとするとCの速度は2vsinθなので θを使う方が簡明になりそうですね。ただし,上のようにはならないと思います。 系全体が回転しているので,AとBの対称軸方向の速度成分はv sinθになりませんよね? Bの速度成分(u,v) (ただし,u>0,v>0)とすると,Cの速さは2v。 束縛条件から tanθ=3v/u が成立します。
- yokkun831
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式の判読のため,長さをL(=1)とします。 重心を原点にとってBの座標を(x,y)とおくと,Cの座標は(0,-2y)。 エネルギー保存によれば, x '^2 + 3y '^2 = kq^2/m・(1/L - 1/(2x)) となります。ただし,「'」は時間微分,k=1/(4πε0)です。 束縛条件は, x^2 + 9y^2 = L^2 時間微分して xx ' + 9yy ' = 0 以上から,x 'およびy 'をxまたはyの関数として表すことができます。 計算はかなり煩雑で,Bが(x,y)にあるときの速さ2乗は v^2 = kq^2/(6mL)・(2x - L)(9L^2 - 8x^2)/{x(3L^2 - 2x^2)} となりました。y 'はx=Lで最大値をとりますが,v=√(x '^2+y '^2) はx≒0.83 L で最大となります。計算はかなり煩雑で,v^2のxによる微分をとっても因数分解ができず,4次方程式を解くことになります。この煩雑さから考えるに,出題者は束縛条件を考慮していないのではないかという疑義が生じます。Algodooによるシミュレーション画像を参考につけました。グラフは上がCの速さ,下がAとBの速さの変化を示しています。
- gohtraw
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#1です。直感的にA~Cが直線上に並んだときが速度最大と考えてしまいましたが、検証不足でしたね。 ACとBCのなす角を2θとすると、 AB間の電気的位置エネルギー=q^2/8πεsinθ なので系全体の電気的位置エネルギーの変化量は q^2/4πε(1-1/2sinθ) です。A,Bの速度をvとするとCの速度は2vsinθなので運動エネルギーは mv^2(1+2sin^2θ) です。従ってエネルギー保存則は q^2/4πε(1-1/2sinθ)=mv^2(1+2sin^2θ) なので、 v=√(q^2/4πε(1-1/2sinθ)/m(1+2sin^2θ)) 数値解しか見ていませんがやはりθ=π/2の時が速度最大のようです。
- yokkun831
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まだ解いていないので、間違っていたら申し訳ありません。 ただし、このまま質問を閉じられるのはひょっとしたらマズイかもしれないので、あえて申し上げます。 No.1さんの考察に話を合わせますと、 対称性により、Cの最大速度はOKだと思いますが、糸による束縛がありAとBの速度は本来直線AB方向の成分を持つために、AとBの最大速さは糸が一直線になったときでない可能性があります。
- gohtraw
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三つの物体をA,B,C、その質量をm、電荷をqとします。 (1)糸を焼き切る前の状態は三つの物体の距離はいずれも1です。 (2)一方、AとBの間の糸を焼き切った場合、AとC、BとCの距離は1で変わりません。AとBの速度が最大になるのはAB間の電気的な位置エネルギーが最小になるとき、つまりAB間の距離が一番大きく2になるときです(言い換えればA,B,Cが一直線に並ぶ時です)。 (1)と(2)の間にはエネルギー保存則が成り立ちます。AC間、BC間の電気的な位置エネルギーには変化がないので、AB間の位置エネルギーだけ考えればいいことになります。誘電率をεとすると (1)の状態のAB間の電気的位置エネルギーは q^2/4πε (2)の状態のAB間の電気的位置エネルギーは q^2/8πε で、この差がAとBとCの運動エネルギーに変わります。 ここで、A~Cをひとまとめにした系を考えるとこの系には外力が働いていないので、この系の重心は動きません。A、B,Cが直線L上に並んだとき、AとBはこの直線に垂直な方向に運動し、Cはそれとは逆の方向に運動します。系の重心移動がないので、Cの速度はAとBの速度の和に等しくなります。また、この系はCを通るLの垂線に対して対称なのでAとBの速度は等しくなります。AおよびBの速度をvとするとCの速度は2vです。これらの運動エネルギーの和は m(v^2*2+4v^2)/2=3mv^2 なので q^2/8πε=3mv^2 が成り立ちます。これを解けば速度が判ります。