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電磁気学の問題です。

符号の異なった帯電体q1、q2が間隔をlとして固定してある。 q2と同符号の荷電体q3を有する質量岨の粒子が、荷電体q1の側からq1とq2を結ぶ直線に沿って、固定された帯電体に飛んでくる。 粒子がq1に達するためには、粒子が充分遠方にあったとき粒子の持つべき最小の速度を求めよ。 という問題が解けずに困っています。 どなたか解法、回答をお願いします。

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  • gohtraw
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回答No.1

 q3はq1およびq2との間に働くクーロン力を受けながら運動します。q3とq1の距離をdとして、q3がq1に近づいてクーロン力がゼロになったときのことを考えます。このとき、q3がまだq1に向かって運動していればq3はq1に達することができます。このクーロン力は q1q3/4πεd^2+q2q3/4πε(d+l)^2   =q3(q1/d^2+q2/(d+l)^2)/4πε となり、これがゼロということは q1/d^2+q2/(d+l)^2   =(q1(d+l)^2+q2d^2)/d^2(d+l)^2   =0 つまり q1(d+l)^2+q2d^2=0 ということです。この式はdの二次方程式なので、これをdについて解けばdをl、q1、q2で表わすことが出来ます。・・・(1)  ※q1~q3は符号付きの値であることに注意して下さい。  ※q1とq3の距離がdより大きい時q3は斥力を受け、dより小さいと引力を受けます。なぜそうなるかは考えてみて下さい。  さらにこのとき、q3の電気的な位置エネルギーは q1q3/4πεd+q2q3/4πε(d+l)   =q3(q1/d+q2/(d+l))/4πε と表わされます。上記より、q3はまだq1に向かって動いていないといけないので、q3のエネルギーは運動エネルギーE(E>0)を持っています。エネルギー保存則より、q3が充分遠くにある時の速度をvとすると mv^2/2=q3(q1/d+q2/(d+l))/4πε+E       >q3(q1/d+q2/(d+l))/4πε 従って v>√(q3(q1/d+q2/(d+l))/2πmε) となり、dに上記の(1)の結果を代入すればvの満たすべき条件が判ります。

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