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位相交差角周波数とゲイン余裕について
- 位相交差角周波数とは周波数応答関数の虚部が0になる点を指します。
- 一巡伝達関数が G(s)H(s) = K/s(s^2+2s+4) の場合、周波数応答関数 G(jω)H(jω) = (-1/ω)*[2ωK/{4ω^2+(ω^2-4)^2}-K(ω^2-4)j/{4ω^2+(ω^2-4)^2}] で表されます。
- ゲイン余裕については、gm = -20log(10,|G(jω)H(jω)|) が正しい表記です。
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>位相交差角周波数は周波数応答関数の虚部が0になる点で合っていますでしょうか。 >一巡伝達関数が G(s)H(s) = K/s(s^2+2s+4) のとき、....... 位相交差角周波数の定義は、「位相が -180 度になるときの角周波数」がふつうみたいです。 例示された場合なら、 arg(G*H) = -arg{s(s+1)^2}|_s = jω = -(π/2) - 2*atan(ω) なので、2*atan(ω) = (π/2) になるωだと思います。 >また、ゲイン余裕というのは >gm = -20ln|G(jω)H(jω)| >gm = -20log(10,|G(jω)H(jω)|) >のどちらが正しいのでしょうか。自然対数なのか、底が10の対数なのか、分かりません。 ふつう使う dB 表示なら、下の式です。
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- 178-tall
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>>arg(G*H) = -arg{s(s+1)^2}|_s = jω >>= -(π/2) - 2*atan(ω) >これはどのように導出されたのでしょうか。 >"arg" や "|_s" という記号の意味もあわせてお願いいたします。 arg(z) は、複素数 z の偏角のつもりです。 たとえば、z = x + jy なら、tan(偏角) = y/x → 偏角 = atan(y/x) f(s)|_s = jω は、f(s) の s に jωを代入したもの、のつもりです。 つまり、f(s)|_s = jω = f(jω) {s(s+1)^2}|_s = jω = jω*(jω+1)^2 ですから、 arg(jω) = π/2 arg(jω+1) = atan(ω) また、二つの複素数の積の偏角は、それぞれの偏角の和です。
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ご回答ありがとうございました。
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補足
>arg(G*H) = -arg{s(s+1)^2}|_s = jω >= -(π/2) - 2*atan(ω) これはどのように導出されたのでしょうか。 "arg" や "|_s" という記号の意味もあわせてお願いいたします。