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大学の力学の問題についての質問です。
太陽系における地球の運動を考える。太陽の質量をM、地球の質量をmとする。簡略化のため、それぞれを質点とみなし、地球以外の惑星の存在は無視する。太陽の質量は地球の質量に比べて十分に大きく、太陽は動かないものとする。ただし、太陽と地球以外に、ある物質Aが太陽系全体に分布しているとする。 このとき、以下の問いに答えよ。物質Aは、太陽を中心として球対象に一様な密度ρで分布し、太陽系の外(地球の軌道から十分に離れたところ)には存在しないとする。また、地球と物質Aの摩擦は無視できるとし重力のみに考えればよい。重力定数はGとする。 問1 太陽を中心として、地球の位置を(↑r)で表す。この点でのポテンシャルエネルギーをV(↑r)をする。ポテンシャルをrで表せ。 問2地球のラグラジアンを書け。(太陽を原点とする極座標を用いよ ) 問3 地球の全エネルギーEを角運動量Lを用いて表せ。 問4 地球の有効ポテンシャルU(r)を求めよ。 問5 地球が、距離r=r0の位置で円軌道を描いて運動しているとする。この円運動の角速度の大きさω0を求め、m、r0を用いて表せ。 です。 多くと申し訳ございません。。。 最初が分かれば何とかなると思うのですが宜しくお願いします。
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- yokkun831
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何度もすみません。訂正と補足です。 >V(r) = -G(M+ρ・4/3・πr^3)m/r = -GMm/r - 4/3・πGρm・r^2 これは,まちがいでした。引力が F(r) = -GMm/r^2 - G(ρ・4/3・πr^3)m/r^2 ですから,第1項は無限遠基準,第2項は原点基準として積分して V(r) = -GMm/r + G(ρ・4/3・π)mr^2/2 でしたね。 また,問5は円軌道の安定条件 [dU(r)/dr]_{r=r0} = 0 から求めるのが,よりエレガントで題意にそうと思われます。
- yokkun831
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補足です。 問5 等速円運動なので、半径方向の運動方程式 m r0 ω0^2 = [dV(r)/dr]_{r=r0} から求めればよいようですね。
- yokkun831
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概略・ヒントのみとさせていただきます。 問1 物質Aは球対称であるから、Aからの引力は半径rの内側にあるAの質量が中心に集中した場合に等しい。したがって、 V(r) = -G(M+ρ・4/3・πr^3)m/r = -GMm/r - 4/3・πGρm・r^2 問2 運動エネルギー T = 1/2・m(r'^2 + r^2φ'^2) ※以下「'」は時間微分 位置エネルギー V(r) ラグランジアン La = T - V 問3 L = mr^2φ' ∴ φ' = L/(mr^2) E = T + V 問4 E(r,r') = T(r,r') + V(r) = 1/2・mr'^2 + U(r) 問5 L = mr0^2ω0