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どうしてホッブズは絶対主義が大切だと考えたのでしょうか?
どうしてホッブズは絶対主義が大切だと考えたのでしょうか?
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ホッブズは自然主義・唯物論を国家・社会にも適用しました。ですから「人間は自然の状態では万人の万人に対する闘いの状態にある」というのが彼の哲学思想の根底にあるものです。自然界は弱肉強食の世界ですよね?そこから「お互いに契約によって主権者としての国家を作り、万人がこれに従うことによって平和が確立される」と考えました。 彼の主著『リヴァイアサン』(1651年)は「巨大な怪物」という意味です。国家を「巨大な怪物」にたとえ国家主権への絶対服従を説きました。 以上のことは広辞苑に書いてあります。(笑) それならば民主主義国家でもよさそうに思えます。なぜ絶対主義を主張したのかはわかりません。失礼ですが本当に絶対主義(国王が絶対的な権力を持つ)を主張したのですか?おっしゃられている絶対主義とは前記のような「国家主権への絶対服従」のことではないのですか? ご要望にそえなくて申し訳ありません。高校生の方ですか?もしそうであれば一つだけアドバイスをさせて頂くことはできます。 様々な歴史上の思想家について勉強する際には、その思想の根本となっている哲学について知ることが重要だと思います。
お礼
ありがとうございました