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○○主義って、いくつありますか?
一般的に、民主主義、共産主義がありますが、ほかにも○○主義という、正義手法(?)は、ありますでしょうか? まったく、政治経済には詳しくないので、そんなのは”裏”と”表”、それ以外なんてない野でしたら、すいません。 また、民主主義、共産主義の利点・欠点があると思います。 次の主義があるとしたら、どのようになるのでしょうか?
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-主義(-ism)という言葉自体は、 様々な人物・思想・主張の後に気軽に付けられ、 政体以外にも様々な場面で用いられるます。 このため、○○主義は、1万種類でも100万種類でもあります。 民主主義は、保守主義から民主社会主義までを含む多様な価値観を内包しており、 多くの○○主義を折り合わせる機構として存在します。 したがって、民主主義(democracy)自体は、主義(-ism)というよりも、 政体(-cracy)であり、民主政体といった方が妥当な面もあります。 民主政体(democracy)と対比される政体には、 例えば貴族政体(aristocracy)、専制政体(autocracy)、神権政体(theocracy)、 君主政体(monarchy)、旧体制(仏:Ancien Régime)などなどの表現はあります。 しかし古い言葉で、現代の政治を表すのには適していません。 現代の政治体制を区別する分類としてメジャーなものには、 例えばリンスの3分法があります。 ・全体主義体制(totalitarian regime) 多元性を否定する単一のイデオロギー、大衆の動員・統制、権力の集中 ヒトラー期のドイツ、スターリン期のソ連、毛沢東期の中国 ・権威主義体制(authoritarian regime) 全体主義体制とは区別され、いわゆる独裁型国家の大部分を含む 左翼の一党独裁から右翼の軍事独裁まで様々 ・民主主義体制(democratic regime) 「いわゆる」民主主義だけれども、定義と境界線は難しい部分もある これに、ポスト全体主義体制、スルタン主義体制 を加えて5つとすることもあります。 19世紀までは、「民主主義」に対する懐疑論は広範に見られ、 エリート階層の優越を唱える主張は広範に存在しました。 大半の西欧諸国でさえ、女性の普通参政権が認められたのは 第一次世界大戦後であり、それまでの政治体制は、 現代の「民主主義」と同一視することはできません。 20世紀半ばにはもう「民主主義」という言葉は大半の国で正義と考えられていました。 ほとんどの専制的な国家も自ら「反民主主義」を掲げたりはしておらず、 旧共産圏や独裁政権も「民主主義」を自称はしていました。 しかし実際には、多元的な信条の容認、自由な報道、 抗議する権利、選挙の公正さなどに欠陥が多く 外部からはまともな「民主主義」とはみなされませんでした。 「労働者階級の独裁」を掲げる単一政党による「経過的」な強権体制は、 機構上の欠陥の噴出に苦しみ、1980年代以降は急速に消滅していきました。 一方、戦後の韓国、台湾、東南アジアにも、 民主主義の原則よりも経済成長を優先する理念が掲げられ、 開発独裁体制といわれた時期があります。 しかし、強権体制が経済成長に結びつくという証拠は乏しく、 政治腐敗の蔓延や強権的な統制手段への反発が強まり、 80年代からは「民主主義」の方向に向かうことになりました。
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- aotarou
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これまでの新聞や文献で見受けられた政治関係の言葉を思いつくままに羅列してみました。各内容についてはウィキペディアを参照すると良いでしょう。 ●主に自ら主張しているケース(政体、国家運営等で) ・社会主義 ・科学的社会主義 ・民主社会主義 ・人民民主主義 ・自由主義 ・資本主義 ・モンロー主義(不干渉主義) ●第三者が其の国の国家運営や人を評価して ・全体主義 ・帝国主義 ・民族主義 ・無政府主義 ・国家主義 ・国粋主義 ・軍国主義 ・イスラム原理主義 ・平和主義
- 参考URL:
- http://ja.wikipedia.org/wiki
お礼
wikiで調べたいと思います。 ありがとうございます。
- neKo_deux
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資本主義とか帝国主義とか。
お礼
なるほど、専門的な回答ありがとうございます。 後でじっくり読んでみたいと思います。