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数学A 順列と組み合わせの違い?
数学Aの集合と場合の数という分野にでてくる、 順列と組み合わせの違いがわかりません。 教科書には「順列:n個の異なる物からr個とった順列→nPr」 「組み合わせ;n個の異なる物からr個を取り出して作った組み合わせ→nCr」 と表記されているんですけど、同じに思えちゃえます。 テストで、文章題の問題がでても順列か組み合わせか分からないので CとPどっちを使うか分からなくなってしまいます。 お願いします!
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- sanori
- ベストアンサー率48% (5664/11798)
こんばんは。 簡単ですよ。 競馬の馬券で、「三連勝単式」というのと「三連勝複式」というのがあります。 馬A~馬Jの10頭の馬が出走するとして、 三連勝単式では、 「1位はどの馬?、2位はどの馬?、3位はどの馬?」という予想をします。 たとえば、1位=馬G、2位=馬H、3位=馬B と予想するということです。 これが「10個から3個を選ぶ順列」です。 選び方の種類の数は、 10×9×8 = 720通り です。 nPr の公式に当てはめれば、 nPr = n!/(n-r)! 10P3 = 10!/(10-3)! = 10×9×8×7×6×5×4×3×2×1 ÷ (7×6×5×4×3×2×1) = 10×9×8 三連勝複式では、 「1位~3位に入る3頭の馬は、どれとどれとどれ?」という予想をします。 たとえば、「ベスト3は馬B、馬G、馬Hの3頭で、順番は関係なし」と予想するということです。 これが「10個から3個を選ぶ組み合わせ」です。 選び方の種類の数は、 10×9×8 ÷ (3×2×1) = 120通り です。 nCr の公式に当てはめれば、 nCr = n!/{(n-r)!r!} = nPr/r! 10C3 = 10×9×8 ÷ (3×2×1) つまり、どの馬もだいたい同じ強さとして考えれば、 10頭の場合、「三連勝単式」(順列)で当てるのは、 「三連勝複式」(組み合わせ)で当てるのより6倍難しいということになります。(当然ながら、順列で当てれば、その分もうけが多くなります。) ご参考になりましたら幸いです。
- naniwacchi
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順列は、文字通り「順番に1列に並べる」ということです。 よって、並んだ順番も関係します。 また、並べるものはそれぞれ区別できるものになります。 それに対して、組み合わせは「グループ分け」のイメージになります。 「りんご5個とみかん3個を並べる」といった場合、個々のりんごやみかんは区別しません。 このようなときには、組み合わせを使います。
- shintaro-2
- ベストアンサー率36% (2266/6245)
>テストで、文章題の問題がでても順列か組み合わせか分からないので >CとPどっちを使うか分からなくなってしまいます。 CとかPとか文字で覚えようとするからわからなくなります。 理解が大切です ABCとあって2つ選ぶ場合 順列では、ABとBAは違うもの 組み合わせでは、ABとBAは同じもの だから 順列は3!=3*2*1 組み合わせは3!/(2!*(3-2)!)=3! せいぜい、多いのが順列、ダブりを除くため割るのが組み合わせという覚え方でしょう。