退職金の支給方法と支給額について
先日、6年2ヶ月勤めた会社を退職しました。退職金規定では、退職金の算出方法は「基本給×勤続年数×0.5(自己都合退職の場合)」となっていました。私の場合、退職時の基本給は21万2千円でしたので、少なく見積もっても20万円×6年×0.5=60万円(差し引かれるものもあるでしょうから手取りは50万円程度)と予想していました。ところが実際に支給された退職金は30万円程度。事務長に確認すると、「退職金規定には記載していなかったが支給率というものがある」と言われました。事務長の話では、退職金の算出方法は「基本給×勤続年数×(支給率÷勤続年数)×0.5」であり、私の場合は支給率は2.5ということでした。支給率の存在については、退職金規定を職員に配布する際に口頭で説明したとのこと(各所属長には説明したかもしれませんが、私は言われた記憶が全くありません)。また今回支払われた退職金約30万円は一般的な額だとも言われました。しかし、6年以上勤めて退職金30万円程度(私の場合1ヶ月の給与は基本給と手当てを合わせて27万円程度でしたので、退職金は給与1ヶ月分程度になってしまいます)は低いような気がします。また、この算出式だと掛けた勤続年数を同じ勤続年数で割るので、勤続年数は関係ないことになります。事務長の説明では「支給率は勤続年数で決まるので、勤続年数が増えるほど退職金は増える」ということですが、あまり納得できません。そこで質問なのですが、(1)退職金規定に記載されていない退職金算出方法は認められるのか?、(2)この退職金算出方法(掛けた勤続年数を同じ勤続年数で割る)はおかしくないのか?、(3)基本給20万円以上で6年以上勤めた場合の退職金30万というのは一般的なものなのか?(勤続期間中は休職や無断欠勤はなく、事業所に大きな損失も与えませんでした)、の3点について回答をお願い致します。