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インドの古代仏典は、デーヴァナーガリー文字で書かれたのが多いですか、それとも梵字で書かれたのが多いですか。
インドの古代仏教原典は、デーヴァナーガリー文字で書かれたのが多いですか、それとも梵字で書かれたのが多いですか。
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- Samantabha
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回答No.1
遠い昔、大学時代にサンスクリット語を習いました。その時の記憶から言うと、サンスクリット仏典は基本的にデーヴァナーガリーだと思いますが、それ以前の古代インド文字や、言葉で言えば“方言”のような、異体字のような文字でも書かれていたと思います。 所謂「梵字」というのは、デーヴァナーガリー文字を元にして図案化(といっていいのかな)された、中央アジアから中国あたりで作られた文字(悉曇文字)だと記憶していますので、「梵字」で書かれた仏典も存在するとは思いますが、時代的には少し下ったものになると思います。 「梵字」という言い方は、デーヴァナーガリーを初めとする、古代インドの文字を表わすこともありますが、現在の仏教学では多くの場合、真言宗などで種子に使われている“悉曇文字”のことを指すと思います。 “悉曇文字(梵字)”については、Wikipediaをご参照ください。 ↓ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A2%B5%E5%AD%97 もし、おっしゃっている「梵字」の定義が、この“悉曇文字”ではなく、デーヴァナーガリー以外の古代インドの文字のことをおっしゃっているのであれば、質問の意味するところが、「古代インドの仏教典籍のうち、デーヴァナーガリーと、それ以外の古代インド文字とでは、どちらで書かれたものが多いのか」ということになると思いますが、そこまで専門的な知識はないので、私には分かりません。 補足などでその旨を書かれれば、専門家が答えてくださるのではないかと思います。
補足
お答えありがとうございます。私のお伺いした質問は確かに「悉曇文字」のことしたが、「古代インドの仏教典籍のうち、デーヴァナーガリーと、それ以外の古代インド文字とでは、どちらで書かれたものが多いのか」ということについてもどなたからお答えいただければありがたく思います。