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文章の内容のまとめ方
よく、読解力をつけるには、 読書をして、段落ごとにその内容を簡単にまとめ ていくとよい といいますが、 まとめるとはどういうことでしょうか。 自分でまとめようとしても、結局本文とほぼ同じになってしまいます。 どうすればまとめられるんでしょうか。 できれば例をあげて下さるとうれしいです。
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こんにちは。 文章を読解していく際に、以下のサイトがご参考になりそうに思います。 一応中学国語となっていますが、たとえ難解な文章であっても基本的なやり方は同じですので一度ご覧になってください。 現代文読解 http://www.geocities.jp/nm3032nakatsu/genkoku/index.html そして、だいぶ慣れてきましたら、以下の書籍などもご参考になるかと思います。一つ目の本はやや難解なところもあるかもしれませんが、文章の読解力をつけるためには、非常に有用ではないかと思います。問題と解答だけではなく解説も詳しく載っています。 ------------------ ・『論理トレーニング101題』 http://ore.to/~gekka/2005/01/20050108_053355.php > 『論理トレーニング101題』というタイトルどおり、文章から論理構造を取り出し、正確に読み解く力をつけることを目指した一冊。課題と練習問題があわせて101題。ざっと通して読むのではなく、問題集を解くように、一問一問に付き合いながら読み進めていくべき本だ。 > > ~中略~ > > 文章は、それがたとえモノローグの見かけをもっていようとも、基本的に対話の構造を持っている。議論を読み解くとは、なによりもまずこうした問いと応答の流れを読むこと、その対話の構造をつかむことである。 > (p9-10) 「論理トレーニングで大事なのは論理的な文章を数多く読むこと。そして、様々な接続表現に注意することである。なぜなら、論理とは言葉と言葉の関係に他ならないが、それを明示するのが接続表現だからである。 ~中略~ ただし、ときに接続表現は省略されるので、その場合には自分でそれを補って読まねばならない。」(P14より引用) ------------------ ・『論理表現のレッスン』 http://nade.jp/debate_skill/book_review7.html > 本書のタイトルは「論理表現のレッスン」であるが、その内容は自分が「論理的に表現」することよりも、会話や文書などに含まれる議論から主張や根拠といった構成要素を抽出し、「何が言いたいのか」を明らかにするという読解や理解の面に重きをおいている。 ------------------ 朝日・日経・読売の記事、コラムなどが読み比べできるサイトです。 http://allatanys.jp/ 読売新聞を使って時事問題に強くなる じじもんスクラム http://jijimon.jp/ 検索すれば他にもサイトや書籍などが出てくると思います。 頑張ってくださいね^^
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(続きです) 『朝日新聞 天声人語』 > エドワード氏亡きあとの一族に、力強い後継者は見あたらない。「ケネディ王朝」も終焉(しゅうえん)へ向かうと見る向きが多いようだ。だが、氏の政治信条はオバマ大統領に引き継がれたはずである。病を得ながらも最後の大仕事を成し終えて、兄たちのもとへ旅立った。 「エドワード氏亡きあとの一族に、力強い後継者は見あたらない。「ケネディ王朝」も終焉(しゅうえん)へ向かうと見る向きが多いようだ。」 ↓ 世間では先行きに不安があると見られている。 「だが、」 「氏の政治信条はオバマ大統領に引き継がれたはずである。病を得ながらも最後の大仕事を成し終えて、兄たちのもとへ旅立った。」 ↓ ・根拠(理由):オバマ大統領に引き継がれたはずである(なぜならば、引継ぎという最後の大仕事を終えたから) から ・主張(言いたいこと):世間で思われているようなことはなく、大丈夫だ。 と筆者が考えていると読み取れます。 このように、転換(逆説)の接続詞(しかし・だが・ただし(補足)など)の後には筆者の「言いたいこと(主張)」がくることが多いです。 関連することでいえば、 * 「だから」「したがって」「それゆえ」「なぜならば」などの前(「なぜならば」の場合は後に)には“根拠(理由)”が書かれてあります。 * 「つまり」「すなわち」「要するに」「たとえば」などの後には“要約や解説”が書かれてあります。 これらに注目していると、筆者の「言いたいこと(主張)」も見抜きやすいと思います。
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こんばんは。 ご参考になるかどうか分かりませんが、短い文章を使って説明いたします。 主に評論などの意見文を読むときの注意点になりますが、要点である可能性の高い、筆者の「主張」「根拠」を読み取ることが、まとめるにあたって大切なことだと思います。 『日経新聞 社説』 (1)> 総務省の情報通信審議会が通信と放送に関する法体系を抜本的に改めるよう求める答申をまとめた。日本は放送番組のインターネット配信が欧米に遅れるなど、法体系の複雑さが情報の流通を阻害している。新しいデジタル情報サービスをはぐくむように法体系を見直すべきだ。 > (2)> 通信と放送に関する日本の法律は地上放送や有線放送など設備ごとに定めており、主なもので9本ある。通信と放送を明確に分けるなど縦割りの規制となっており、新技術が登場するたびに法律を追加してきたため、複雑な体系になっている。 (1) ア.主張⇒新しいデジタル情報サービスをはぐくむように法体系を見直すべきだ。 だから↑↓なぜならば(~からだ) イ.根拠⇒日本は放送番組のインターネット配信が欧米に遅れるなど、法体系の複雑さが情報の流通を阻害している。 (2) ウ.主張⇒通信と放送に関する日本の法律は複雑な体系になっている。 だから↑↓なぜならば(~からだ) エ.根拠⇒通信と放送を明確に分けるなど縦割りの規制となっており、新技術が登場するたびに法律を追加してきたため、 ひと言で言えば、「日本の情報通信の法体系に警鐘を鳴らしている」となりますね。 (2)では、上記(1)にある複雑になった理由を説明しています。 これらは互いに関連しあっています。 エ.通信と放送を明確に分けるなど縦割りの規制となっており、新技術が登場するたびに法律を追加してきた ので↓ ウ.通信と放送に関する日本の法律は複雑な体系になっている。 そのため↓ イ.放送番組のインターネット配信が欧米に遅れるなど、情報の流通を阻害している。 したがって↓ ア.新しいデジタル情報サービスをはぐくむように法体系を見直すべきだ。《筆者が言いたいこと(主張)》《エ.イ.(ウも含めて)=理由(根拠)》 (分割になりすみません。続きます)
- lalulalun
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慣れない方は、まず各章ごとにサブタイトルのある本を 選ぶと良いでしょう。 サブタイトルはその章の象徴です。 著者が述べたいのはそのタイトルという「Q」に対する「A」です。 他は省いて良い。サブタイトル&まとめた内容を見たときに、 Q&Aになっているな、と思えれば成功です。 それに慣れたら応用です。 サブタイトルはなくとも、その章のメインテーマを見抜き、 テーマに対するAのみを「まとめ」として抜き出します。 例は難しいですが…。 サブタイトルが「兄の性格」だったら、 本文にある家族構成だの兄弟だの、兄の過去エピソードなどは 省く。「兄はせっかちである。」とか「兄はマイペースである。」 極端に言えばこれで終わりです。
お礼
ありとうございます。 僕は「まとめ」もっと難しいものだと思っていました。 Q&Aのようなものなんですね。 サブタイトルのある本を使ってみようと思います。
お礼
ありがとうございます! 非常にわかりやすいです。 とても参考になりました。 自分でも早速社説文などで 探してまとめてみようと思います。