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ビタミン
ビタミンには水溶性と脂溶性がありますよね。 これは極性によってきまってるのでしょうか? またそうであればそれぞれについてなぜ水溶性、脂溶性なのか 化学的に教えてください。(特にビタミンCについて) よろしくお願いします。
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- gohtraw
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回答No.2
ご存じかも知れませんが、「ビタミン」という括りは体の中での働き方に着目したものなので、個々の構造はまちまちです。ご質問のビタミンCはアスコルビン酸と呼ばれる化合物で、親水性である水酸基を複数もっています。これは水溶性ですね。 No1の方が書いていらっしゃるように、窒素、酸素などの異種元素は分子内に電子密度の偏りを起こしたり、あるいは上記のように親水性の官能基を与えたりする傾向にあるので水溶性を上げる方向に働きます。
noname#116453
回答No.1
非常におおざっぱな話をすれば、分子中の酸素(と窒素)の割合が高ければ水溶性ですし、それが低く炭素の割合が高ければ脂溶性です。なぜなら、酸素は水と水素結合をつくるなど、水との親和力が大きいですが、炭化水素基は疎水性だからです。 たとえば水溶性のビタミンCはC6H8O6の分子式で表され、脂溶性のトコフェロール(ビタミンE)C29H50O2の分子式と比較すればその違いは明らかです。