哲学科・・・途方にくれています。
私は、某大学の哲学科の二年生です。哲学科に入ろうと思ったきっかけは、自分とかこころとかいつも不思議に思ってしまうことへの興味からでした。他大学の文学部の違う学科も受けましたが、第一志望に落ちてしまったので、第二志望であった大学の哲学科に来たというわけです。
大学では、哲学史を事細かに学び、ゼミで文献を扱い、レポートを書く。そのような授業の繰り返しの中でたくさんの先人たちの哲学書を読んでいったのですが、はっきりいって到底理解し難いものでした。少しずつ文章を読んでいっても、何を言っているのか全くわかりません。ゼミで要約の発表の順番がまわってくることもありましたが、頑張って何とか要約したものを発表した時に担当教授から「君は全然わかっていない」と怒られてしまいすごく落ち込みました。他にも授業の中で哲学用語の意味を聞かれ、「わかりません」と答えると「それじゃぁこの**学派の発展もわからないじゃないか」と言われることも多くあるし、「**という本も読んでないのか」と呆れられることもあります。
このようにいまだに哲学科という場所に馴染めません。友人と話してみると、同じ学科の中にもこのような気持ちを抱いている子は多くいます。しかしやはり自分に努力が足りないのではないか、とか自分は人に比べて馬鹿なのではないか、とか思ってしまいます。そして二年目の今、何をしたらいいかわからないといった完全な宙ぶらりん状態です。
もしよかったらこんな私にアドバイスを下さい。こんな哲学書が読みやすいとか、こうやって読むのがいいとかいう意見もあればぜひよろしくお願いします。