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マーケティングミックスについて
消費財導入マーケティングにおけるマーケティングミックスは、 本国市場のものと基本的に変更する必要がないという見解があります。 何故変更する必要がないのでしょうか? また、どのような場合に変更する必要があるのでしょうか? 手持ちの文献を調べてみたのですが、この回答を得られませんでした。 参考文献など、何か調べる手がかりだけでも頂ければ幸いです。
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>何故変更する必要がないのでしょうか? マーケティングミックスの想定する商取引は、概念が古いんですよ。考案されたのが、60年代ですからね。ちょうど小泉さんが当選した頃に、国領二郎さんの『オープン・アーキテクチャ戦略』という本が売れた時期があって、IT革命とか何とか、そのころに商取引の概念が大きく変わったんです。 簡単に言えば、取引の主体が、買い手から売り手にシフトしたんですよ。 マーケティング分野できっかけを作ったのは、コトラーのSTP理論だと思います。 商取引は、多様化した市場と、客層、その市場での地位に大きな影響を受けるようになった。だから、買い手側の市場をいくら調査したって、商売戦略にはならないわけです。むしろ、「楽天」とかのように新市場を創るとか、「ユニクロ」のような顧客創造性、M&Aによる巨大化によって地位を確保する流れへと、業界は動いている。 マーケティングミックスも改良されて、今は8Pくらいになってると思います。まずは、コトラーの本をお読みになったらどうでしょう。 ・フィリップ・コトラー、『コトラーの戦略的マーケティング』
お礼
回答ありがとうございます。 コトラーの戦略的マーケティングは本日図書館から借りてきたところでした。これから読んでみたいと思います。 参考にする書籍によってマーケティングミックスの説明がまちまちで、4Pから4Cへ変わったとか、4Pから4P+2Pになったとか…。 どの考えを参照すればいいのか解りませんでした。 8Pになったという話は今回始め聞きました。 買い手から売り手…。 昔は押し売り?のような感じで売り手が好き勝手していたけれど、情報通信技術の発達により、買い手が自分で情報を集め、世界へ発信できるようになってからは買い手が主体になると書いてある本も見かけました。(産業心理学から見たマーケティングの本です。心理だったのでまた話が違うのかもしれませんが・・・) 立場や見方によってどの書籍も微妙に違いがあるので、本当にややこしいです。 ものによっては変更する必要が無いとう考え自体が今の時代には無意味だという指摘もありました。 まずはコトラーの戦略的マーケティングを読んで、改めてマーケティングミックスの意味を確認してみようと思います。