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ブランド戦略について
初めまして。少しマーケティング分野に関してお尋ねしたいことがあり、書き込みをさせていただきました。 現在ドコモが4つのシリーズに分けて展開をしています。 このようにカテゴリーに分けることのメリット・デメリットはどのようなものでしょうか? またどういった商品だとこのように分けるのがよいのでしょうか?(消費者にとって機能がわかりやすい・にくいなど) わかる方いらっしゃいましたら、アドバイスよろしくお願いします。また、参考になる本やサイトも(あればでいいので)教えていただけると幸いです。
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モノを売る際には、かならず購買者を想定します。 ターゲット層というものですね。 昔と違い、今では情報社会となり、マスコミが発信する情報に 頼らずとも、自分で情報を収集できます。 そうなると、ニーズも細分化していきます。 例えば、「本番韓国の焼肉屋」があったとしましょう。 この店にやってくる人は、 ・肉の質は多少悪くても低価格で大量に韓国焼肉と食べたい ・値段は多少高くてもいいので、本場の韓国焼肉が食べたい ・肉もさることながら、デートに使える内装がオシャレな店がいい ・ワイン愛好家なので、韓国焼肉に合うワインを勧めてくれる店がいい などの、上記のようなターゲット層を仮定しなければいけません。 仮に「ワインと楽しむ・本場韓国の焼肉屋」になったとしましょう。 ターゲット層は一気に絞られます。ただ、パイは減ります。 しかし、リピーターは多いでしょう。 このようにカテゴリーに分けることによって、顧客の細分化した ニーズに対応することができます。その代わり分母は少なくなります。 カテゴリーを分けない大枠、「本番韓国の焼肉屋」であれば、分母は 大きいでしょう。韓国・焼肉のワードで反応する人たちすべてです。 ただ、細分化したニーズに応えられないため、リピータが付くことは 少ないでしょう。 どのような商品をブランディングするかにもよりますが、1000名中 10名をファンにするよりも、100名中20名をファンにするビジネスの 方が成功しているようにも思えます。 ただ、ある程度市場化しているパイでなければ、経営は難しいのでは ないか、とも思います。
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- phj
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推測の部分もありますが・・・ 数年前、AUがいちばん新規売り上げが高かった頃、docomoは「品質は高いが、おじさん臭く、ビジネス用途向け」というマーケティング結果が出ました。 そのため、docomoとしては、既存のビジネスユーザーを逃さないようにしながら、新しい顧客層(つまりAUやソフトバンクに流れている若者層)を取り入れる戦略を始める必要がありました。 そのため、 STYLE series 若いこだわりのある女性向け STYLE series 高品質にこだわる若い男性向け SMART series 高級感漂う、ヤングエグゼクティブ向け PRO series ビジネス用と向け とターゲットを分けて、マーケティングしているのです。
お礼
新しい顧客を獲得するために個別にマーケティングに対応できるというメリットがあるのですね。 ご回答ありがとうございました。
お礼
なるほど。参考になりました。 まとめますとニーズの細分化に適応できるが、対象者は減ってしまう。 また、市場化しているほうが望ましいといったところでしょうか。 ご回答ありがとうございました。