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竹取物語 かぐや姫の昇天
古文の質問です かぐや姫の昇天の『えとどむまじければ たださし仰ぎて泣きおり』は誰の行動なんですか?
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>古文の質問です かぐや姫の昇天の『えとどむまじければ たださし仰ぎて泣きおり』は誰の行動なんですか? 「竹取物語」にもいくつかの伝本があって、質問の部分についても、A「女いだきてゐたるかぐや姫、外にいでぬ。えとどむまじければ、たださし仰ぎて泣きをり。」とするものと、B「嫗抱きてゐたるかぐや姫、外に出でぬ。えとどむまじければ、たださし仰ぎて泣きをり。」とあります。質問された方のご覧になったのはA「女」と表記したものだったのではないでしょうか。Aの系統の伝本は冒頭部分も「妻の女」と表記されており、Bの系統は、「妻の嫗」と表記されています。ですから、動作の主体(誰の行動か)は「竹取の翁の妻である嫗」ということになります。 また、傍証としてAの系統の伝本でも、かぐや姫の昇天の最初のほうで、「女、塗籠の内に、かぐや姫をいだかへてをり。翁、塗籠の戸をさして、戸口にをり。」とあり、かぐや姫を塗籠(周囲を壁で塗りこめた部屋。寝室などに使う)に隠したときに、戸口に翁、塗籠の中のかぐや姫のそばに女という配置ですので、「女」とは「竹取の翁の妻である嫗」と考えられます。 文脈上からは、「女が抱いて(外に出さないように守って)いたかぐや姫は(塗籠の)外に出た。(外に出ることを)まるでとめることができないので」と続くので、とめることができなかったのは「女=嫗」となります。 以上、参考まで。
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- toko0503
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回答No.1
「とても引き留めることはできそうにないので、 ただ仰ぎ見て泣いている」ということですから、 媼(おばあさん)の行動ではないでしょうか。