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群論の問題でf : G/H→H\G
群論の問題なんですが Gを群、Hをその部分群とする。写像 f : G/H→H\G (\はバックスラッシュです) xH→Hx^-1 (環境依存文字で打てませんでしたが、 xH→Hx^-1の→は対応するという意味です) は全単射であることを証明せよ まずwell-definedで xH=x'H⇒Hx^-1=Hx'^-1 を証明したいのですがどうすればいいか わかりません それと全単射を示す時 たまに定義より明らかと書いてありますが なぜ明らかなのでしょうか? well-defined 全単射どちらでもいいので 証明の仕方を教えてください よろしくお願いします
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- muturajcp
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Gを群,Hをその部分群とする。写像 f:G/H→H\G,f(xH)=Hx^{-1} well-definedの証明 xH=x'H → x'^{-1}xH=x'^{-1}x'H=H → x'^{-1}x∈H → H=Hx'^{-1}x → Hx^{-1}=Hx'^{-1}xx^{-1}=Hx'^{-1} 全単射の証明 単射の証明 f(xH)=f(x'H) → Hx^{-1}=Hx'^{-1} → Hx^{-1}x'=Hx'^{-1}x'=H → x^{-1}x'∈H → H=x^{-1}x'H → xH=xx^{-1}x'H=x'H → fは単射 全射の証明 Hx∈H\G → x^{-1}H が存在して, f(x^{-1}H)=H(x^{-1})^{-1}=Hx → fは全射 → fは全単射
- settheory
- ベストアンサー率48% (13/27)
例えばwell-definedについて。xHやHx^-1は集合です。なので、Hx^-1とHx"^-1が集合として等しいことを示そうとしてみてください。(互いの要素がもう一方の要素になることを示す)そのことから、xとx"がどのような関係にあればよいのかわかると思います。逆に、xH=x"Hから、xとx"についてどのようなことが成立しているかも、同じようなことをしてわかると思います。(xがxHの要素であることに着目してください)集合のところにもっていってますが、結局は群論の概念だけで十分ということが、こういったことを通してわかると思います。大概のものは集合を使っているので、なにかが等しいことを示す時に、こういった視点を持つのも一つの手です。 全単射の方も同様です。定義に基づいて、なにを示す必要があるかを書き出してみてください。例えば、全射を示すためには、H\Gの任意の要素に対し、G/Hの要素で、fで写してそれに一致するものが存在すること、つまり、Hx^-1がとってきたH\Gの要素と一致するようなxをみつけることが必要です。単射の方も、同じように示すべきことを(単射の)定義から考えてみてください。
- koko_u_u
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>well-defined 全単射どちらでもいいので >証明の仕方を教えてください 定義に従い粛々と進めて下さい。 経験を積むと、明らかそうに思えてくるし、わざわざ逆元をかけている理由もわかります。 教えてもらうようなコトではありません。