ヨガの修行とかで呼吸法による修行とかありますよね。
要するに妄想を起こすわけで、手っ取り早いのが麻薬です。
オウムもキリストのイニシエーションと称して、小部屋で修行させましたが、その際に麻薬の入った飲み物を与えた。
小部屋の中の人は、いろいろ幻覚を見たが、それは修行のせいで超人思考になったと勘違いした。
実は麻薬だったとは知らなかったわけです。
このようにいろいろやっても麻薬無しで、通常の思考回路を変形し、別な認識に至れるってのは、容易ではないし、どうすれば麻薬以外にできるのか、今もってわからず瞑想とか称して、いろいろ売り出されているが、どれも気のせい程度。
<脳の中の幽霊>って本があるんですね。
神を感じたという人を調査すると、偏頭葉てんかんを起こしたとき、認識したものを神だと思ったと推測された。
で、実際 その部分に電気を故意に与える実験をやったどっかの大学教授、見事に神を感じることができた。
つまり、脳のその部分に強烈な発火(てんかん)が起ると、神を認識したかのような状況になれる ってのが実験でわかった。
オウムがヘッドギアつけてましたよね。
あんな器具をつけて、大学教授は実験して成功しています。
この器具はアメリカ(カナダだったかな?)で発売されているのかはわかりません。
で、普通は器具を使わないと、思考が変らず、幻覚を現実として認識できないのですが、てんかん患者の中には、その部分に発火が起ったことで、自分は超人になったと思ってしまう人もいる。
実は病気でそうなっているが、一過性のものだと、自分が発作を起こしたという自覚は無く、脳に大きなダメージを受けていなければ、日常生活に困らないわけです。
でも、てんかんの時みた幻覚の記憶があるので、自分はすごい人だと認識していまい、「君らにはわからんだろう」とおごってしまい、「教えてやってもいいのさ」とばかりに、いろいろ方法を作り出し、「まだまだ修行が足らないから 俺のように超越した思考になれないのさ」と言う。
で、逆腹式呼吸をすることで、精神状態が極度に低迷するのかはわかりませんが、寝ている時と起きているときに中間くらいが、一番低迷しており、ありえない夢も現実だと思いやすいのではないか と。
といいますもの、私 よくかなしばりになってました。
レム睡眠 つまり 体は寝ているが脳は動いている状態で、完全覚醒してはいないが、完全スリープモードにも入っていない状態。
体がふわふわして、浮いたように感じ、移動しているという実感がある。
いわゆる幽体離脱みたいに肉体の重さを感じない。
音もリアルに聞こえているという自覚だし、いろいろな妄想・幻覚にみまわれる、、、が現実だとしか認識できない。
で、金縛り中 肉体に強烈な痛みがあったのに、金縛りが解けた途端、どっこも痛くない。
あんなに痛かったのに、信じられないくらい どこも痛くない。
幻の感覚で脳の痛みを認識する部分のボタンが押されていたが、覚醒したことで、脳が半スリープモードから、休止モード解除になり、現実を認識できるようになったので、幻が消えたわけです。
あんなにジタバタ格闘したので、手は汗を握っているかというと、全然。
脳だけが見た幻。
で、金縛りを故意に起こす方法はありますけど、辛いので、やらないほうがいいです。
また 麻薬など手軽にトリップできるが、副作用も相当でしょうから、やらないほうがいい。
私の知り合いはほんのちょっとだけで、その後1週間は幻覚を現実だとしか認識できませんでしたから。
「うわーーー 天井が落ちてくる~」という幻覚に1週間 悩まされてました。
他に器具を使って脳に故意に電流を流して、回路を変えても、そのときのダメージでのちのち脳がおかしくなり、若年性痴呆とかにならないとも限らないので、やらないほうがいいと思います。
あとは、、、自己催眠を使うって方法。
呼吸法というか イメージにより 深い静かな呼吸にして、瞑想状態になり、体をリラックスさせるというやり方で、オリンピック選手がちゃんとした催眠のプロの人から伝授してもらってやるらしいです。
催眠術の本 ありまして、私読んだことあります。
自己暗示と瞑想って同じやり方なんですね。
人間って普段 持っている力を全部発揮していない。
ロックをかけている。
でも、炎が迫っているとなると、ロック解除になり、「うりゃーーー」とドアの前に倒れたタンスを投げ飛ばせる人もいる。
スーパーサイア人モードに突入したわけです。
オリンピックの選手も、数秒で、体をリラックスして本来の力を発揮できるようにするらしい。
すると感覚が鋭利になり、球や相手の動きがスローに見えるそうです。
ってことで、やるなら、安全な催眠術師から秘伝を伝授してもらうとかが一番いいかも。
どうして解脱の訓練をしている人の側で師匠がつきっきりになるかというと、瞑想途中で暴走が起ったら、早めに師匠が弟子を催眠から覚醒させるためじゃないかと。
それほど、危険を伴うこともあるので、だからちゃんとした人の元でトレーニングを と言われているんです。