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無意識へのはたらきかけ
脳の本をいくつか読んで驚きとともにある疑問が湧き上がりました。 人間の自由意志が、無意識によってすでに決定されているというのです。例えばリンゴとミカンとイチゴがあって、どれでも好きな物を取って良いと言われたとします。すると「ミカンを取ろう」と意識する0.5秒くらい前にはすでに脳がその準備をしていて、「ミカンを取ろう」という意識を生み出しているらしいのです。つまり無意識が意識よりも先に決定しているということです。 私にとってこれはかなり衝撃だったのですが、ある疑問が湧き上がりました。「性格を変えようと努力することは無駄なのか?」という疑問です。この脳のしくみからすると、無意識に働きかけなければならないですよね。人の性格とは、その人の無意識の状態によって決まるということですよね? そうなると、意識できないもの(無意識)にどうやって働きかけたらよいのでしょうか? お願いします。
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回答ありがとうございます。 >「ミ・カ・ン・を・取・ろ・う」とコトバを並べ終えて『意識する』までに0.5秒かかったと言うことを示しているだけのことではないかと思うのです 実際にミカンを取ろうした場合に、「ミカンを取ろう」という言葉をわざわざ頭の中に思い浮かべないと思うのですが。どれにしようか少し迷って、「ミカンを取ろう」と一瞬、意識する程度なんじゃないでしょうか? その0.5秒前に運動野という意識とは関係ない脳の部位が先行して活動している、という風に私は解釈しました。ただ、phobosさんの様な解釈も当然ありえます。本を読み返してみても、その点が少し曖昧のようです。 >性格」は質問者さんが生まれてこのかた補強に補強を重ねてカスタマイズしてきた「対人行動パターン集」ですから 確かにそうなんですよね。ただ人との会話で、「あ、何でこんなこと言ったんだろう?」と瞬間的に思うことってないですか? それって無意識の状態の問題なのかな、と思ってみたのです。あと機嫌の良い時と悪い時では、「対人行動パターン集」の内容が変わってしまわないですか? それも無意識の状態に問題があるのかな、と色々考えてみたわけです。ただおっしゃるとおり、 >自分の性格の「悪い面を表に出にくくする」「良い面が発揮されやすくする」訓練をした方が楽だし建設的だと思いますが その方が良いですね。私はこういうことを考えた事がほとんどなかったのですが、この訓練とは具体的にはどんな感じなのですか? もし良かったら教えてほしいです。お願いします。