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国文学の卒論
文学部国文科です。 卒論で何を書けばいいか悩んでいます。 本は大好きだし文章を書くのも好きです。 でも好きな作家、作品について論文を書けと言われると 何を書いていいのかわかりません。 文学評論も沢山読みましたがあまりピンときません。 だから何?っと思ってしまうのです。 こういう流れで影響を受けこのような思いで書いた。 と聞かされても関心が湧かないのです。 感想や類推しかでて来ないのです。 要するに文学に対して稚拙な頭でしょうか、、 とにかく何かを書かなければいけないので アドバイス下さい。
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私も国文科でした。で、私も文学の批判とか評論とかってニガテでした。 大学によって卒論の書き方って違うと思いますが、その時に入っているゼミの内容、教授が大きく影響すると思います。 古典とか近現代とか。 私は古典でしたので、文学について書くというよりも平安時代についての文化だとか、歴史を中心に、文学を読み調べるということをしました。 例えば、源氏物語におけるモデル考。紫式部が源氏物語の中に、歴史上の誰を投影して書いたかなどを調べたり。 平安文学における「雁」の捉え方。とか、キーワードがどう和歌に読まれているか、どういうシーン出てきて、どんな演出をしているかとか。 こういうのならば、感想って感じにはならないのでは? 近現代でも、川端文学に見る家族論とか。課題をみつけようと思えばいくらでも見つけることはできます。多少、「国文学」から逸脱していても、面白い題材を見つけて取り組めば、卒論は楽しいものになると思います。 頑張って下さい!
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- jakyy
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卒論は大学の勉強の最後の仕上げですね。 是非、いいものをお書き下さい。 私がお勧めしますのは、【井原西鶴論】、西鶴の【本朝桜陰比事】、 西鶴の【本朝二十不幸】の作品の研究ですね。 西鶴は比較的ポピュラーですので、入りやすい作家ですね。 でも俳諧からスタートした人で、私生活はナゾが多い人ですね。 【本朝桜陰比事】は裁判を取り扱った小説で、推理小説ですね。 【本朝二十不幸】は中国の「二十四孝」をひねった作品です。 これらの作品は面白いですが、あまり取り上げられませんので、 卒論にはもってこいの作品でしょう。 春休みに、図書館で1度お読みになると、きっとはまりますよ。 【日本永代蔵】は皆さんが研究しておられる作品で 新鮮味はありませんが、面白い話が多いので一度お読みになると いいでしょう。 では、頑張って下さい。
- ichien
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おはようございます。 それでは、先ずここで数日前にあったばかりの質問とその回答を読んでみて下さい。テーマは作家論や作品論ばかりではないと思います。
お礼
大変参考になりました。 ありがとうございます。