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勅撰和歌集と民衆
古今和歌集や新古今和歌集のような勅撰和歌集を当時の一般市民が読むことはできたのでしょうか? 天皇や上皇が作らせるようなものですから、天皇や貴族しか読まない(読めない)ものだったのかとても気になります。 ご存知の方教えてください。
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直接読むことはなかなか出来なかったと思いますが、口伝えや紙に書いたものを見る機会は意外と有ったのではないかと思います。 例えば庶民は字を読み書き出来なかったといいますが、当時の知識人である皇族や貴族が地方官吏(受領など)として数多く赴任していますし、そのまま土着して武士になるものもいました。 また当時は死刑が無く、地方に流罪となる貴族も多くいたと思います。このような人々から地方に文物が運ばれていった可能性は大いにあると思います。 西行法師が甲斐の国で子供が上手に和歌を詠むのを聞いて甲斐の国を通らずに東国に向かったという伝説や、信濃の国のものぐさ太郎の民話など、地方の人々も文化的素養は高かったのではないかと考えます。
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- born1960
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回答No.2
紙はとても貴重なものでしたでしょうし、印刷技術も無い当時。 仮に写本したとしても何冊複製されたでしょうね? そういうことを考えたら、とても無理だと思います。
noname#194289
回答No.1
当時の庶民は字を読み書きすることがなかったのではないでしょうか。防人の歌などの作者は一種のゴーストライターだったようにも思います。