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水のニューサイエンス的側面について

近頃、水に関する本が相次いで出版されているようですが、中にはいかがわしい物も多く、素人目には判別のつかない物があって困っています。 例えば、 (1)「水は答えを知っている」(江本勝)などはスピリチュアルな部分が強いですが、水の結晶構造の違いが肉体の健康と関係があるのかどうか、 (2)「ホメオパシー療法」が掲げているように、水の中に混入した物質によって、水分子の性質が変化する(?)ようなことがあるのか (3)「タラソセラピー」が掲げている、「ルネ・カントンの実験」は本当なのか?(犬の血液を海水に置き換えても、犬が生きていたという話) それから、ある本の中に気になる一文があったので以下に引用します。 『・・・プラシーボ効果は実際に効いているであろう。しかし、太古の昔から脈々と続いてきた世界最大の伝承医学(アーユルヴェーダ)が、プラシーボ効果で説明できるとしたら、その方が驚嘆に値する。 (中略)シャシー(人名)の解釈では、おそらくこれまでに行われてきた化学検査にはかからない、何か別の変化が起こっているに違いない、というものだった。「たとえば、結晶の配列が変わっているとか、結合距離、結合角、振動の状態が変わっているとか、考えられないだろうか・・・」」(引用:「理性のゆらぎ」より) いかがでしょうか、素人には情報の信憑性すらわからないので、なにか御教示ねがいます。

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  • composer
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回答No.2

うそくさー。 ってのが第1印象。 〉たとえば、結晶の配列が変わっているとか、結合距離、結合角、振動 の状態が変わっているとか、考えられないだろうか じゃあそれがどう変わってたらどう体にいいのか化学的に説明してよー。ってカンジ。 アーユルヴェーダは名前しか知らないから、あまり詳しいことは言えないけど、昔の医学、薬学は、プラシーボだけではたしかに説明しない。 たとえば、バファリンの成分のアスピリン(アセチルサリチル酸)は、昔から使われていたサリチル酸という物質を、より効果を高めて、副作用を軽減させたものです。サリチル酸はたしかなんかの植物からとれて(忘れた)そんなものが知られる前から「この植物を煎じて飲むと頭痛にきく」として使われてました。漢方なんかも、実際に化学的に効果が証明された物質が入っている(だから今も医薬原料としてつかわれている) つまり、本当に病気に効く物質(成分)が含まれている+プラシボ(偽薬)効果で、病気を治していたと考えられます。 結晶の配列、結合距離、結合角、振動 なんかは、まず話題の次元が違います。 多分、古代医学、薬学などは、臨床実験の積み重ね、つまり、「この草食べたらおなか痛くなくなった。もしかしたらこの草は腹痛に効く?よし、他の人にも食べさせてみよう!」てなカンジで発達したのだと思います。この場合「この草」発見にプラシボ効果があまり関係しないことが分かります。

noname#21649
noname#21649
回答No.1

本の価値が分からなかったならば.著者の経歴を見ます。 すると.**大学**科卒業.とか書いてあるはずで(書いてなかったら最初に疑う) 該当大学の蔵書検索を探します。一例として.農業研究所の方のリンク集です http://ss.cc.affrc.go.jp/ric/opac/opac.html 出身大学の蔵書としてあるかどうか.無ければ.学問的価値はないです。 次に.日本全体として.どの程度評価されているか.を探します。 北海道大学.http://www.lib.hokudai.ac.jp/opac/ 名古屋大学.http://opac.nul.nagoya-u.ac.jp/ 東京大学.http://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/ 九州大学.http://zeus.lib.kyushu-u.ac.jp/htdocs/opac.html 東北大学.http://www.library.tohoku.ac.jp/T-LINES/opac/index-2.html あたりが.蔵書が多いので.学術的に意味のある本ならば蔵書されている可能性かが高いです。 ただし.学閥の関係がありますので.一つの大学で判断するのは危険です(自分の関係しない学閥の内容の存在を隠すときがある)。 だいたい.このあたりで見当つくかと思います。 英語が読めるのであれば.ご近所の大学図書館で.ケミカルアブストラクトという抄録雑誌を探してみてください。 もし.著者が学術研究として.該当内容に関係しているのであれば.著者索引に記載されているはずです。 記載されていなければ.素人であり.該当分野の研究をしていないことがわかります。 医学・生物学関係でしたらばPubMedあたりで.著者名で検索してください。学術研究をしている人がどうかわかります。 載っていなければ.素人です。 http://www3.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi 文部省で研究者の評価は.報告書を書いた数で行っています。該当分野の報告書をいくつ書いているかを調べてみるのが確実です。