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公認会計士試験の減損損失に関する質問
将来キャッシュフローが見積り値から乖離するリスクの反映方法についてなのですが 期待キャッシュフローアプローチ 伝統的アプローチ の違いがわかりません。 問題だとこの違いによって、”使用する割引率”と”乖離するリスクを減額するか”が変わってきています。 独学のため質問できる人がいないのでよろしければお願いします。
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乖離するリスクを反映させる方法は2つあり、これは問題文に指示があります。 (1)リスクを将来CF自体に反映させるケース。 この場合問題の資料のCFの金額にすでにリスクが反映されているので、(通常よりも低いCFが計上される)、リスクが反映されていない割引率を使用して計算します。 (2)リスクを割引率に反映させるケース。 この場合、(1)と異なり問題の資料にリスクが反映されてないCFの金額が掲載されるので、このCF金額と、リスクが反映された割引率(通常よりも高い割引率が計上される)を使用します。 つまり、乖離するリスクを、将来CFに反映させるのか、割引率に反映させるのか、どっちかに反映させる必要があるという事です。 問題文を見て、将来CFにリスクが反映されてるなら、リスクが反映されてない割引率を使用し、将来CFにリスクが反映されてないなら、リスクが反映された割引率を使用すればよいのです。 将来CFと割引率両方ともリスクが反映されたものは使えません。二重にリスクを計上することになるので。 伝統的アプと期待アプの違いの問題ではなく、リスクを反映させる対象の違いではないでしょうか。 (期待アプは、%表示されてる将来CFの数値、例えば10%900万、90%500万とかっていう数値を単に加重平均して将来CF自体を求める方法。 伝統的アプは、発生確率の高い最頻値を使って将来CFを求める方法、上記数値だと90%の確率で発生する500万を将来CFとする方法です。)
お礼
すごくよくわかりました。 見たことのない言葉がでてきて悩んでしまいましたが、 CFか割引率のどちらかだけに反映するということだったのですね!! ありがとうございました(>_<)