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普通の細胞と赤血球の違い
- 赤血球は普通の細胞と比べて核が無く、細胞分裂をしないが、細胞膜の違いについてはどうなのか疑問です。
- あるサイトによると、赤血球では細胞膜の透過性が上がり、細胞内に染色されるため、生死判定ができないと書かれています。
- また、赤血球は溶血しますが、普通の細胞が浸透圧によって破裂する姿は見られません。
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若干の「構造的な違い」があると思います。 この「構造的な違い」というのは「赤血球の膜は脂質二重層ではない」ということではありません。 細胞膜には様々なタンパク質が膜を貫通して浮かんでいます。 例えば、ナトリウムポンプです。 http://webmap.torikyo.ed.jp/ipa/a-cg/a-100/a-140/a-147.mpg もしくは http://webmap.torikyo.ed.jp/ipa/a-cg/a-100/a-140/IPA-acg355.htm ここの「ナトリウムポンプの作動のしくみ」へ このようなポンプの役割を担うタンパク質がいろいろあります。 トリパンブルーの排出についての詳しい機構は知りませんが、 細胞の種類によって、浮かんでいるタンパク質の違いがあり、 細胞外への排出能が違います。
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- otx
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(1) >死細胞の細胞膜の透過性が、損傷などにより上がり それと生きた細胞ではトリパンブルーを細胞内から排出する能力も高いです。透過性と排出の力加減で、生細胞は染まりません。 ここからは推測ですが、赤血球では排出能力が低いのではないでしょうか。 (2)浮かびませんと言われても、普通の細胞も浸透圧により破裂します。 その破裂を利用して、細胞内のタンパク質を抽出する方法もあります。 Hypotonic Bufferというのを調べてみてください。
お礼
回答ありがとうございます。 なるほど。 (2)に関しては私の適当な発言をお許しください。 (1)に関してですが、やはり構造的な違いは無く、細胞の持つ機能としての性質に問題があるという事でしょうか? この議題に深く興味を持ってしまいましたので、とても気になります。
お礼
なるほど。 参考に致します。