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AO染色でアポトーシス細胞が判別できる理由
どなたかがアポトーシスのAO染色について質問していました。QNo.1919541 AO染色をアポトーシス細胞の判定に利用することを初めて知ったのですが,わからないことだらけです。 AO染色は,核酸の2本鎖と1本鎖が染め分けられますが,膜の輸送体を利用して内部に浸透すると思いますのですべての生細胞が染色されるはずと思います。 なぜアポトーシス細胞と判断出来るのでしょうか。クロマチン凝集で強いスポット状に観察されるのでしょうか。または,細胞質量が減少しますから正常組織に比べて染色される核数が多くなるのでしょうか。生細胞と死細胞の二重染色による染め分けなら理解できるのですが…是非ご教示ください。
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その質問の質問者さんが答えてくれないと本当の答えは得られませんが、 ある生物としか書いていないので、 Drosophilaでこういう系を使っているのかもしれませんね。 http://www.bio.nagoya-u.ac.jp/~zootwo/manuals/s_acridine.html
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- geneticist12
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回答No.2
AOによるアポトーシスの検出は、新鮮な無固定の組織、細胞を染色して行います。生きている細胞はAOを排出するので染まりません。 同じ原理で、トリパンブルー、トルイジンブルーなどでも死んだ細胞を染め出すことができます。培養細胞の生死判定によく使われている方法ですね。
質問者
お礼
AO染色はかって経験があるのですが,固定して染色したのかもしれません。目的がDNAとRNAの染め分けですから… 膜の輸送体で浸透するのではなく排出されるとは,基本的なことをどこかに忘れてきてしまいました。老人の戯言におつきあい下さいまして有り難うございます。
お礼
参考URL有り難うございます。検索で見たのですが初めの生細胞で排出される云々は見落としした。有り難うございました。