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ナスについて
2点質問があります。 <質問1> 「嫁に食わすな」と言われるほど秋茄子は美味しいと聞きますが、スーパーで売られているものばかり買っているせいか、季節による味の違いがイマイチ分かりません。本当に秋茄子は他の季節のものより美味しいのでしょうか? <質問2> 嫁に食わせてはいけない理由の中に「種が少ない → 子宝に恵まれない」という説があるそうですが、秋茄子は本当に種が少ないのでしょうか? 以上について教えてください。
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- ben1151
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1、二宮尊徳は、夏のナスを食べて「秋ナスの味がする。今年は、冷夏に違いない」と、早めに対策を取って、作物の不作を回避したそうです。 周囲の人は、「同じ味だがなぁ・・・」と、不審がったそうです。 つまり、それくらいの差? 2、うちの田舎(静岡)で、色の黒い女の子をからかうのに、「お腹にいるとき、お母さんがナスをいっぱい食べたから」というのがあります。 色素への不安・・・ありませんかね? まるっきり反対の意味を持つ、ことわざ、珍しいですよね。
- riyoma
- ベストアンサー率48% (105/215)
>やはり熱冷ましの効能の副作用に対する注意なんでしょうかね 一説には妊娠中の嫁が茄子を食べて体を冷やしたために、流産したというものがあります。流産経験者は意外と多いのですが、その理由として「秋茄子を食べて体を冷やしたから」と周りが思い込んでいても不思議ではありません。そうなると「世間知らずの若い嫁には舅や姑がいろいろと気をつけてあげなくてはいけない」という格言になります。 今のように冷蔵庫があるわけでもなく、昔は暑い時期に食中毒による死者は多かったのです。冷蔵庫のない時代に身内で果物にあたって亡くなった人がいました。 そういう点では美味しいと大丈夫かどうか気に留めずに、つい口に入れてしまうことを戒めているのかもしれませんね。
- riyoma
- ベストアンサー率48% (105/215)
売られている茄子は露地栽培のものよりも、ハウス栽培物の方が多いです。大きさが揃って、見た目が綺麗じゃないと消費者が買ってくれないからです。 夏はもちろん露地物が出回りますが、時期をずらしてハウス物を売った方がはるかに収入になります。その結果、夏の露地物と秋のハウス物の間に差がなく、味に差が出てこなくなります。場合によっては夏の露地物の方が美味しいぐらいです。 露地物の茄子は秋になると大きな実の物が増えます。子孫を残そうと種を多く含んだものが出来るからです。栄養をたっぷり含んだ大ぶりの茄子は美味しいのです。 「嫁に食わすな」という理由に「種が少ない」は間違っていると思いますよ。単純に美味しいから「嫁に食わすな」という嫁いびりの格言になっているようです。 別の説もあって、体を冷やす効果のある茄子を秋に食べて、大切な嫁が体を悪くしては困るというものです。
お礼
秋茄子が美味しいというのは本当だったのですね。今年の秋はぜひ露地物にこだわって、美味しさを確かめてみたいと思います ^^ それと、秋茄子はむしろ種が多い!!! ‥のですか。これはまったく意外でした。そうしますと嫁に食わせない理由として「子宝説」は完全に否定されますね。 ちなみに私は、「嫁いびり説」には疑問を抱いています。いじめを是認したり、まして助長するような格言などあろう筈はないと思いますから。 となると「秋茄子は‥」の意味は、やはり熱冷ましの効能の副作用に対する注意なんでしょうかね? ご回答ありがとうございました。
お礼
「秋茄子は‥」がいつ頃成立した格言か私は知りませんが、ちょっと調べたところ、江戸中期に伊勢貞丈という人が『安斎随筆』の中で子宮への悪影響について触れているそうです。昔は医学や疫学の知識はなかったので、riyomaさんがおっしゃるように経験から得られた知識に基づいていたのでしょうね。 1)妊婦は体が冷えやすいので要注意。 2)茄子には体の熱を冷ます効能がある。 これらが結び付けば、「嫁に食わしてはならぬ」ということになるのは、ある意味当然という気もします。 それならなぜ「茄子」ではなく「秋茄子」なの‥? との疑問も残りますが、「嫁いびり」と勘違いした人が後から付足した可能性も考えられます。いずれにしても、それほど秋に獲れる茄子は美味しいということなのでしょう。 今年の秋が楽しみです‥ って、気が早過ぎか ^^; ためになるお話、ありがとうございました。