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土用の丑にあんころ餅を食べる理由は?
- 土用の丑の習慣は陰陽五行説に基づいています。季節の移り変わりをスムーズにするために土用とされ、夏の火性を冬の水性に関するものです。
- 土用の丑の時期には鰻を食べるのが一般的ですが、「う」のつくものを食べるとよいとも言われます。このように、あんころ餅を食べるのは、「う」がつかないものでも土用の丑に関係があるからかもしれません。
- あんころ餅を食べる理由については具体的なエピソードや言い伝えはありませんが、土用の丑には様々な食べ物が食べられるようになり、地域によってはあんころ餅がその一つとして選ばれることがあるようです。
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土用の丑の日にあんころ餅を食べるのは、 昔、宮中の公家の間でカガ芋の葉を煮出しその汁でもち米の粉を練り、 丸めて味噌汁に入れて、 土用入りの日に食すると暑気あたりしないとされていたことに由来するという事です。 この行事が徳川時代の中期頃に「あんころ餅」を食べる風習として関西地方の庶民に広がったそうです。 もともと、「丑の日に『う』の字がつく物を食べる良い」という話は民間伝承から来ていますので公家には関係なかった可能性がある上、 餅を食べる行事の方が『う』の字の食べ物の話が出来る前に成立している可能性すらあると思います。 では、「土用入りの日に食べる物がなぜ、餅なのか?」ですが、 餅は縁起の良い食べ物とされているため「餅や餅の一種である団子が年中行事に良く使われている」ためで特別な理由があった訳ではないようです。 ただ、餅は高カロリーでかつ消化が良いため、実際に夏バテ対策になります。
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- 植松 一三(@jf2kgu)
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土曜の丑の日にウナギを食べるのは、江戸時代にウナギ屋の、要請で平賀源内だと思いましたが、考えた物ですよ(^^)ただ栄養学的には、間違えていません、栄養学が発達していなかった時代に大したものだと思います、陰陽五行説とは関係ありません 私は東京、神奈川、埼玉、静岡に住んでいましたが丑の日にあんころモチをたげる話は聞いたこと無いですね?スーパーなどでもキャンペーンしていないですね(--)
お礼
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%82%E3%82%93%E3%81%93%E3%82%8D%E9%A4%85 あんころ餅を食べる習慣は上記に書いてあります。 http://www.tctv.ne.jp/tobifudo/onyo/gogyo.html 陰陽五行説と土用の丑の関係はこちら。 土用という言葉自体が陰陽道の言葉なのです。 陰陽説では世界は陰陽の二気から成り立つと考え、 また五行説では万物は木・火・土・金・水の五気からなると考える。 季節では春は木、夏は火、秋は金、冬は水で、命は土から生まれて土に帰るところから、土は季節の移り変わりをスムーズにするものと考えられ、各季節の最後の18日間に割り振って、これを土用と言います。 >土曜の丑の日にウナギを食べるのは、江戸時代にウナギ屋の、要請で平賀源内だと思いましたが、考えた物ですよ というのも正しくありません。 平賀源内は鰻屋に「本日土用の丑」と張り紙を刷るように指示しただけ。 鰻が夏バテにきくという俗信は奈良時代よりあり 大伴家持が歌を詠んでいます。 石麻呂に 我もの申す 夏痩せに よしといふものぞ 鰻捕り喫(め)せ http://www.geocities.jp/rekishi_chips/doyo1.htm ちょっとネットで検索すればすぐわかることだと思うのですが どうしちゃったのですか?
補足
お礼の補足。 ウィキによれば あんころ餅を食べるのは 正確には土用の丑ではなく、土用の入とかいてありますね。 失礼いたしました。
お礼
カガ芋ですか! スクナヒコナの神がガガイモの実をふたつ割にした舟にのって やってきた、という話を思い出しますね! (調べたらカガ芋とガガイモは同じもののようです) 味噌汁に入れていたものが甘い「あんころ餅」に転じたというのは不思議ですが ガガイモの実が茶色く熟したようすを餅で表現したのかもしれませんね。 疑問が解けてすっきりしました。 本当にありがとうございます♪