- ベストアンサー
昔の詩人で酒に弱い人はいなかったのか?
日本、中国どちらでも言えるのですが、貴族の舟遊びや宴会などで詩を詠じるというのが書物によく記されています。 また、酒を題材にした詩も数多くあります。 しかし、モンゴロイドの何割かは酒が飲めない体質のはずです。調べたところ、特に日本人と中国人が群を抜いていました。 そこで思ったのですが、酒の飲めない詩人はいなかったのでしょうか? いたとしたら、そういう人達はどういった身のふりかたをしていたのでしょうか。 酒が飲めない事に対する恨み言を詠んだものが残っていてもいいと思うのですが…
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
蘇東坡は(好きではあっても)お酒に弱い人だったようです 記憶が曖昧ですが「一杯呑んで酔っぱらってしまった」「酒豪の和尚と飲んであっという間にひっくり返った」「悪い酒は剣より恐ろしい」といった詩を作っていたのは彼であったように思います。 また、唐の人だったと思いますが(これまた曖昧な記憶なのですが)「身上の五労なほ酒に病む 桃李窓下、花に背いて眠る(いろいろ具合の悪いのに加えて二日酔いでへろへろ。花がきれいに咲いているのにそれに顔を背けて寝込んでいる」というのも見た覚えがあります。 どれもこれも曖昧で申しわけありませんが、酒に弱い、酔ってヘロヘロになった詩は探せば結構あると思います。
その他の回答 (1)
酒の飲める人(上戸)が男らしいとされた風潮の影響でしょう。現実には一定割合の 下戸(中国では悪客<アッカク>と呼んだそうです)がいるとしても、10人力の豪傑が酒の代わりにお茶を飲んだり牛乳を飲んだりでは、絵にも歌にもなりません。 現実にいたとしても歴史に残らないと思います。現代でいえばパソコンを駆使してバリバリ仕事をしたり、作品を書く人の記録は残ってもパソコン操作が出来ない人の記録は後世に残らないようなものでしょう。考古学の世界では遺物が発見されなければ『なかった』となり、文学の世界では『あったかもしれない』として古代の作品が書かれます。下戸を歌った作品が殆んどない→昔は下戸が少なかったとはいえないわけです。
お礼
ありがとうございます。 お礼を述べるのが遅くなってしまい、どうも申し訳ありませんでした。
お礼
回答ありがとうございます。 お礼を述べるのが遅くなってしまい、どうも申し訳ありません。 蘇東坡の作品は余り触れる機会が無かったので、今度読んでみようと思います。 とりあえず、今日は彼を讃えて東坡肉を肴に一献傾けるとします(笑)