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知的財産スタッフとして価値の高い人材を目指すには
皆様こんにちは。 私は20代半ばのまだまだ社会人経験の浅いものです。 職業は会社員で企業の法務部、知的財産課に属しています。 私が大学を卒業してこの職種を選んだ理由としては 事務系ではあるものの技術的に介入する理系センスも必要とする 立場と感じ非常に重要な仕事であると感じたからです。 そのため将来性も感じました。 そこで皆様に質問です。 皆様の企業では法務部、特にその中で知的財産部というのは企業の中で どのような位置づけにあるのでしょうか。知的財産という仕事に将来性は 感じますか。 最近の考察では不況下になるとリストラのしわ寄せがやってくることさえあるという現実も知りましたので組織の中で5年後、10年後に価値の高い人材になるという目標を今から持つべきと強く思いました。 その付加価値の高い人材になるために普段からどのようなことに気をつけて業務に取り組むべきでしょうか。皆様の個人的な意見で結構なのでお聞かせください。当然であるが重要なこと~意外に皆がおろそかにしているが重要なことまで意見を頂戴したくこの場をお借りいたします。 私が具体的に考えていることは以下の2点です。 自社技術を技術者と同等なレベルまで理解しつくす。(ただの事務おじさんにならず仕事をこなせるようになるためにも。) 出願や中間処理、権利化に対応できるようになることを第一ステップとして その後、渉外業務を担当し、積極的に知財戦略の立案~実行に携わることができるように なり経営的側面より実績を残す。 →経営に関わることができる地位を築き、経営陣の仲間入りを果たすことにより 組織の中で重要な人材になる。 これが私の中でのキャリアプランであり理想なのかなという風に思っております。 これについてはどのように思われますか。 たくさんのご意見お待ちしております。よろしくお願いいたします。
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貴方の理想のキャリアプランを応援する立場でアドバイスするとしたら まずは、技術者一人ひとりに「信頼」される仕事を実行し続けよう すると、その技術者の課長が貴方を「信頼」します。 すると、その技術者の部長も貴方を「信頼」します。 そうして、経営陣の「信頼」を得ることになれば、貴方のキャリアプランは完成形に近づくことができるのではないでしょうか。 「信頼」される仕事とは?! 答えはたくさんあります。
ビジネスセンスですね. 知財はシーズですが,製品化してビジネスに結びつけられない死蔵特許がいかに多いことか.発明しても役立たないものが多いということです. ビジネス化は知財専門家の弱いところです.ビジネスを知らない人が多いからです. 製品化や価格設定,販売戦略にはビジネスセンスが必要ですから,製品企画や製品開発の経験をすることが重要です.たとえば,製品開発では,他社との競争があり,技術の先見性と市場動向を知らねばなりません. >経営に関わることができる地位を築き、経営陣の仲間入りを果たす は,言うは易く,です.特許バカは経営陣に入れないでしょう. また,極めて具体的ですが,英語力の無い人は先が見えています.
- touan
- ベストアンサー率30% (52/170)
社会人としてどうあるべきか…前提ですが省略します。 企業におけるスタッフとしてどうあるべきか…やはり、省略します。 企業における特許マンとしてどうあるべきか… 「知的財産」を「特許」という表現に置き換えさせていただきます。 「特許は法工学である」という認識をお持ちのようですね。 では、「発明の本質」という概念はお持ちでしょうか? あなたが「第一ステップ」として掲げられたことの中身を問うています。 具体的に何ができれば「第一ステップ」をクリアできるかです。 特許庁とのやり取りではありません。 技術思想を客観的に評価できるかです。 そのためには、技術者以上に技術者にならなければなりません。 勿論、技術者同様の実務はできません。 できることは… できる限りの「前工程への参画」です。即ち、技術部門へ首を突っ込むことです。 そして、「何を特許として保護できるか?」「どう保護するか?」「どう保護できれば成功といえるか?」… 出願前に ・出願の目的を把握し、 ・出願後の展開をイメージし、 ・権利化後の保護状況を予想し、 ・過不足なく経営資源を活用する。 ことができるだけの洞察力を発揮してこそ、ようやく、それなりのプロになれるでしょう。 出願したことがかえって邪魔、無駄にならないようにすることが最初の「第一歩」です。 最後に一言:プロはアマチュアの「慣れ」の果て
IT屋の者です。 んー、お若いのに、質問者様はとても賢い方のようですね! 書いている文章が面接の模範解答みたいですばらしい!! 私の場合は、貴方ほど全くもって賢くなく。 正直、アホですから。 企業様、戦略企画様や経営者様を相手にしている立場なので。 特許も「金を払えばやってくれるもの」としか思ってませんでした。 で、文書を拝見し、僕がふと思ったことは。 特許って、一般の人間にとても判りづらいんですよね。 おまけに高そう。時間がかかりそう。面倒くさそう。と。 普通の体力のない企業には。 それがまず印象として立ってしまい、海外にコピーされてもしゃあ ないなぁーとか。 もともと商品寿命が短いのと、申請に時間がかかるのとで、どうでも ええなぁとか。 そもそも、自社の商品名などに実はブランド力があっても、それ自身 に気づいていなかったり。 その逆で、商品にいい名前とストーリーさえあればバカ売れするのに、 ブランディングという概念すら知らなかったり。 ここだけの話。(というか皆様に見えてますけど) こう言うところを企業さんに、安価で気づかせてやって、短期で 申請や助言をしてくれて、「特許なんて簡単ジャン」みたいな サービスがあれば、キャリアプランもなにも。 それをしてやるだけで余裕で独立できると思うんですけど。(笑) 特許屋は、自分のブランディングをせないかんのとちゃうかなと ちょっと思いました。 アホな意見ですいません(笑)