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アリストテレス articulated puppet について

ある英語の文献に、アリストテレスは アニメのように動く「articulated puppetについて書いている」 という一文が出てきました。 直訳すると「関節人形」という感じですが、これは彼の書物の中では どういう名称でどのように説明されているのでしょうか。 (ちなみに、アルキメデスも同じようなことを書き残しているそうです)

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noname#122289
noname#122289
回答No.2

再びNo.1です。自動人形/機械人形でダイダロスが作った動く彫像を思い浮かべました。アリストテレスの「政治学」にも言及があります。(政治学第1巻 1253b 35) http://www.perseus.tufts.edu/cgi-bin/ptext?lookup=Aristot.+Pol.+1.1253b おそらく「アリストテレスがカラクリ人形について記載している」とすれば先のDe Mundoでなければ、上記の箇所のことでしょう。ただしここでアリストテレスは自動織機や自動演奏楽器のようなものがあれば人は労働から解放されるという意味のことを書いています。ダイダロスの彫像も喩えとして出てくるに過ぎません。 でもアリストテレスって好奇心のままに実にいろいろなことをダラダラ書きまくっていた人のようですからここだけではなくてもっと他にも探せば出てくるような気がします。

mh_mh
質問者

お礼

色々教えて頂いて、ありがとうございます。 リンクも役立ち、大変参考になりました!

その他の回答 (1)

noname#122289
noname#122289
回答No.1

「アリストテレスの」De Mundo(宇宙について) 英訳がこちらで読めます。 http://www.archive.org/details/demundoarisrich Chapter 6 右上に 398b とあるページの16行目 And just as puppet-showmen ...以下の箇所をご覧ください。 天体の動きの調和を、人形遣いが一本の糸で人形の各部分を動かす様子になぞらえています。 puppet-showmenと訳されているところはギリシャ語の原文ではνευροσπασται(neurospastai)、このneuro-は「線」「コード」で、spa-は引っ張るということで「糸引きの操り人形の使い手」の意味です。結果的には「関節人形」ということになるのかもしれませんが。 ただし、De Mundo はこんにちではアリストテレスの真作とは見なされていません。アプレイウス(「黄金のろば」の作者)による偽書と考えられています。

mh_mh
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 自分でも調べているうちに、「自動人形/機械人形」という キーワードも見つけたのですが、それはこのpuppet-showmenとは 別なのでしょうか? アリストテレスはそういうカラクリ人形についての記載も しているんでしょうか?

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