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助詞 (?) 『も』 の用法について教えてください
今日のANNニュースで 交通事故で『頭や足を打つも、軽症』という字幕がありました。 この『も』の使い方は正しいのでしょうか? 『~するも』の逆接的に使われる『も』について、以前から間違いではないかと気になっていました。今回はニュースで使われていたので、 自分で調べてみたのですが、助詞の『も』にはこのような使い方はないようなのですが… 国語の先生など、ご専門の方から、この『も』の使い方は、正しいのか誤りなのか教えていただけましたら幸いです。
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下記が参考になると思います。 明治38年12月2日 文部省告示 教科書ノ檢定又ハ編修ニ關シ 文法上許容スベキ事項 十五 てにをはノ「モ」ハ誤解ヲ生ゼザル限リニ於テ「トモ」或ハ「ドモ」ノ如ク用ヰルモ妨ナシ 例 何等ノ事由アルモ(アリトモ)議場ニ入ルコトヲ許サズ 期限ハ今日ニ迫リタルモ(タレドモ)準備ハ未ダ成ラズ 經過ハ頗ル良好ナリシモ(シカドモ)昨日ヨリ聊カ疲勞ノ状アリ http://kindai.ndl.go.jp/BIToc.php
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- 麻野 なぎ(@AsanoNagi)
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回答No.1
手もとの辞書(学研国語大辞典 第2版)によれば、 接続助詞として、「逆接の既定条件を表す」という 用法を採用しているようです。
質問者
お礼
早々と、ご回答いただき、感謝申し上げます。 『逆接の既定条件~』知りませんでした。 (現代語)国語辞典を調べてくださったのですよね。 逆接の~でネットで調べてみると、 已然形という言葉が見受けられましたので、古典文法も含め、 今一度、辞書で調べなおしてみます。 ありがとうございます!
お礼
ありがとうございます! このようなもの、まったく知りませんでした。 基本は、現代にも通じるが、やや文語的な語法 と解釈すればよろしいのでしょうか。