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助詞「~は」の用法と「なさい」について。
興味本位の質問です。 (1)電車のアナウンスでいつも気になる言い方があります。 「まもなく新宿駅~、山手線は、お乗換えです」 もちろん意味はよく分かりますが、これは主語の「は」じゃないですね。こんな用法が他にもあるのでしょうか。 (2)「~なさい」は、命令形と捕らえていいのでしょうか。 では、「ごめんなさい」は、何を命令していますでしょうか。 興味本位ですみませんが、よろしくお願いいたします!
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(1) 「は」の基本的な性質は、主題(テーマ)を示すこてです。 たとえば、「その男の子は私の友人だった」と言う文の「は」は主語をあらわす「は」ですね。 そして、実はもう一つ用法があって、これは一般的に 「対比・対照」と言われる用法です。 この場合「山手線は」の「は」は、こちらに相当するのでしょうね。 「山手線はお乗換えです。小田急線はそのままです。」 と言ったように、二つ以上の中から一つを選んだときに使われる「は」です。 (う~ん。この例文は悪文だ…) 「は」は名詞だけでなく、副詞にくっついたりもしますが、 そのときも「対比」という用法に分類されます。 (2) 日本語の命令文の作り方は (<動詞のます形>-<ます>)+(なさい) です。 それに当てはめると 「ご免」が動詞でなければいけないわけで…。 「ごめんなさい」「おかえりなさい」は命令文ではないのでは…? と思うのですが、こちらについてはまったく自信がありません。
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- Ganymede
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(1)については、すでに他の方が回答した通りです。 (2)について。 「なさい」は「なさる」の命令形です。「なさる」は補助動詞で、「動詞の連用形」や「漢語サ変動詞の語幹」に付いて、尊敬の意を表します。 また、「免ずる」という動詞があります。これは漢語サ変動詞であり、意味は「許す」、語幹は「免」です。ここで、例として次の文を作ってみました。 あなたは私を御免なさる。 意味:あなたは私をお許しになる。 したがって、「ごめんなさい」を分解し、言葉を補って訳すと、次のようになります。 御 + 免 + なさい 意味:あなたは、私をお許しになりなさい。私はこうして頭を下げているのだから。
お礼
ご回答感謝いたします。 御礼が遅くなって申し訳ございません。 なるほど! 「なさる」は「する」の尊敬補助動詞でしょうか。 それの命令形ですね! すっきりしました。 ありがとうございました。
- tttt23
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(1) 「が」は主語を示し、「は」は題目を示すと言いますね。よく言われる例は「僕はうなぎだ」です。「うなぎだ」の主語が「僕」ではありません。レストランの注文は「あなた」はてんぷらで「僕」はうなぎだ、という意味になります。 (2) 「ごめんください」と同様の意味で命令形と考えていいと思います。
お礼
ご回答感謝いたします。 御礼が遅くなって申し訳ございません。 なるほど、納得しました。 (2)は「ください」、と同義で考えていいのですね。 ありがとうございました。
お礼
ご回答感謝いたします。 御礼が遅くなって申し訳ございません。 「対比・対照」ですか! やはり、主語を表す以外にも用法がありましたね。 とても参考になりました。 ありがとうございました。