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助詞「に」の用法について

今回、初めての質問です。よろしくお願いします。 ノートに書く。 鞄に教科書を入れる。 黒板に字を書く。 荷物はそこに置いてください。 上記の「に」は「帰着点」を表すものと理解していいのでしょうか。 自分なりに調べてみたのですが、どうもしっくりきません。 アドバイスいただけたら幸いです。

みんなの回答

  • OKAT
  • ベストアンサー率38% (247/639)
回答No.1

このような難問には、すぐには回答がつかないでしょう。どちらかというと、そういう質問に回答するのが好きなわたしが先鞭を付けましょう。  辞書でも「に」という格助詞の用法の分類はまちまちです。(特に分類の数)質問者の考え方は、とりあえず当たっていると言えます。しかし【帰着点」を表す用法の特徴は、「動作・作用が完了した結果、その動作の主体自身、あるいは動作・作用による変化・影響を受けたものが残る場所を表わしているともいいうる。…」(明治書院刊「日本文法大辞典」この項の筆者は阪田雪子氏)】とあるように、「場所」を表す格助詞とも言える場合もあります。  また、上記の辞書の中にあるように「学校に行く」と「学校へ行く」とは、一応「帰着点」を表す「に」と「方向・目標」を表す「へ」というように区別されているようですが、この二つを意識して使い分けていない…」と言えるので、難問と言ったのです。  果たして回答になっているかどうか、自信はありません。

alite1000
質問者

お礼

 ご回答ありがとうございます。初質問への初回答、感謝しております。  帰着点というと、私も「~に行く」「~へ行く」は存じておりました。 「行く」に関しては多くの場合入れ替えてもそれほど不自然ではないような感じがします。一方で私が挙げた文章は、置き換えもできそうですが、「に」のほうがおさまりがいいような気がします。そのため、はたして「帰着点」としてしまっていいものなのだろうか・・と思ってしまったのです。  手許の『初級日本語教育のポイント(市川保子)』には、「移動の到着点」として、 ・タクシーに乗りましょう。 ・ここに座ってもいいですか。 が挙げられています。ご説明が該当していそうな分類項目はこれかなと思ったのですがどうでしょうか。この分類でしょうか。