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スペルとスペリング
英語の辞書によるとSpellは動詞で、Spellingが名詞ですよね。 日本では「スペリング」というべきところを、「スペル」している例が多々見受けられます。 おそらく、「スペル」が和製英語として「スペリング」というのと同じ意味で用いられて いるのだと思います。 しかし、ときどき英語を教えることを生業にしてる人までが「スペリング」のことを 「スペル」といっているのを耳にしたり、目についたりすることがあります。 これはかなり抵抗あるんですが、皆さんどう思いますか?? 「スペリング」のことを「スペル」と言うような英語教師はダメでしょうか? (私は、教師としてはよくても、英語教師としてはダメだと思います。)
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- sakuramama
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5年ほど外国で過ごしましたが、Spellingと言う単語を、口語(会話)で使っていた覚えがありません。 例えば、綴りを聞くときHow do you spell that?と聞きますが、このときのSpellは動詞ですよね? 会話の中では、Spellingは使っていませんでしたが、何となくin full spelling(略さないで綴り通りに) というのは見たことがあったような(書類か何かで)・・・・でもほとんどないですね。 論文とか、文語としては使用することはあかもしれないですけど。 だから、決して和製英語ではないと思います。 文法的なことははっきり言えませんが、会話の中ではOKだと思います。
- rikax
- ベストアンサー率42% (118/276)
日本というこの国ではすでに「つづり=スペル」と認識される傾向?が ありますので、普段に日本語で使用する際には「このスペルわかる人?」などと 使ってもかまわないかと思います。 ただ、英語での会話をする時に 「How to spell the word "dog"」 「I don't know the spelling of that word」 などと使い分けをしっかりと教えてあげればよいのではないでしょうか。 とにかく「生きた英語」をきちんと教えていってあげられる教師が 良い英語教師ではないかと思います。私自身、帰国子女ですが日本で 小さい頃ならった「文法のおしつけ」的な英語の勉強はまったく役に 立ちませんでした・・・・文法や単語をやたら記憶させ「これが動詞、 これは名詞」ということを教わるよりも、会話として言語としての 英語を教えてもらえる方が、圧倒的に役に立ちます。まあ、「受験にうかる」 ことを前提とした英語の授業でしたら、まだ今の日本ではしかたのない ことかもしれませんが・・・・。がんばってくださいね!
お礼
そうでした。 大事なのは「生きた英語」を教えられるかどうかですよね。 それに比べれば小さい問題だったかもしれません。 そう考えると、いままでの私の(日本での)英語の教師は確かにあまりよくなかったですね。 確かに文法も大切ですが、英語を生かすという目的のための文法でないといけませんから。 昔はその教師も「生身の英語」を身につける教育を受けれなかったから、仕方ないと思いますが。 今後は少しずつでも状況が改善されていくといいですね。
- Zz_zZ
- ベストアンサー率44% (756/1695)
広辞苑第五版 ============ スペル 【spell】 (「字を綴る」の意) (→)スペリングに同じ。 スペリング【spelling】ヨーロッパ語の綴字。綴字法。スペル。 ランダムハウス英語辞典 ============ spell (1)■v.t. 名詞としては用いない. cf. SPELLING 【1】〈語・音節を〉(…と)綴つづる,…の綴りを言う[書く] spelling ■n. 【1】綴つづり字法,綴字(ていじ)法,正字法(orthography); 綴り字論,文字論: 【2】語の綴り,スペリング: 【3】語を綴ること[能力] 「スペル」は既に日本語となっているので、どちらも正しいとしか言い様がありません。英語としては、spelling が正しいので、英語の授業ではこの方が 望ましいかも知れませんが、そうすると全ての和製英語(?)も直さなければなりませんし...
お礼
詳しい引用ありがとうございました。 (こういうのって著作権は大丈夫なのかな??) 広辞苑だと、スペルでなくスペリングの項に詳しく説明を載せているところが 好感をもてますね。 全ての和製英語をいちいち直す必要はないと思いますが、英語の授業としては 「和製英語という日本人にとってしか通じない英語があるよ」、ということを 教えることも重要ですよね。 だんだん、考えが整理されてきました。
優れた英語教師に中にも「スペル」という人は結構いますね。それだけ外来語として日本語に定着していまったのでしょう。ただ、教師である以上生徒にはきちんとしたことを、つまり「スペル」は名詞でなくて、名詞は「スペリング」だということをまず教えておいてから使うべきでしょうね。そのときに「スペル」には「呪い」とか「呪文」とかという意味もあるのだということまで教えてくれる教師ならもっといいですね。
お礼
なかなか参考になります。 名詞は「スペリング」だということをまず教えて、というのは思ってみれば たしかに当然ですね。でも思ったのですが、そう教えられる先生だと、たぶん 「スペル」という使い方はあまりしないような気もします。 そこで単に注意なしに「スペル」と用いる英語の先生は、spell とspellingの違いを 知らないんじゃないかなぁ、という疑問も出てきました。 生身の英語に接することなく学習してきた英語教師なら、やむを得ないかなぁ。 そうそう、「スペル」という名詞にはそんな意味もありました。 (忘れてました・・・。大昔D&Dをやってた記憶がよみがえります。) ありがとうございました
- kochi
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以前、NHKの「続基礎英語」のテキストのコラムに 【「スペル」は「綴る」という動詞なので、「綴り」と言いたいなら「スペリング」と言うべき】 と書いてあったのを覚えています。 そのせいで、私も「綴り」を「スペル」と言うのに抵抗があります。 残念ながら、「スペリング」と言う先生には、お目にかかったことはありませんでした。 あまり参考にならない回答で申しわけありません。
お礼
どうもありがとうございます。 同じ感覚を持った方がいらっしゃってとても嬉しいです!
補足
ここで問題にしてる「スペル」という語は名詞として使われているものです。 例えば「この単語のスペル、知ってる?」とかいう風に。 私が違和感があったのは、名詞としてスペリング(Spelling)という単語があり、日本語として も小数ながら通用しているのに、なぜ英語では動詞であるスペル(Spell)の方を英語教育者まで もが使ってしまうのか?ということでした。 「その単語はこうスペルする」なんていう風に使われてもちょっとイヤですが、動詞と名詞を 混同しているという意味で、和製英語と読んでもいいと思っています。 思いついたのでgooで海外サイトを検索してみました。 Spelling - 1368042件 Spell - 25767件 これだけで単純な比較は裂けるべきですが、それでもこの比率はかなりのものなので、 文語では逆にSpellingの方が使われる機会の方が多いのかもしれません。 (ちなみにSpell Checkerは2566件) ところで、一般にはHow do you spell that? と言って、 What is the spelling of that? と言わないというのはとても勉強になりました。 スペリング派の私としては、思わず後者を好んで使いそうだったので。。。 ありがとうございました。