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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:キリスト教史における専門用語について)

キリスト教史の専門用語と使徒パウロの存在意義

このQ&Aのポイント
  • ヘレニストとは、ギリシャ文化や言語に影響を受けた人々を指す言葉です。
  • 主の兄弟であるヤコブは、イエス・キリストの兄弟として重要な存在です。
  • ヤムニア(ヤブネー)は、旧約聖書のニネヴェに住んでいたユダヤ人のことを指します。

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回答No.1

  >1、ヘレニスト 多分、ヘブライストに対する言葉でしょう。原始キリスト教初期のナザレ派は、パウロを指導者として非ユダヤ人に伝道を行う人々、そしてキリスト教に改宗した非ユダヤ人と、エルサレムの十二使徒を中心とするユダヤ人キリスト教徒の二つに分かれました。 前者をヘレニスト、後者を普通ヘブライストと呼ぶはずです。 >2、主の兄弟-ヤコブ 「主の兄弟」というのは、普通、イエズスの兄弟を言います。ただし、「兄弟」というのは、ヘブライ語では、「従兄弟」や、同族の「男性」も、「兄弟」と呼んだようですから、父や母を同じくするという兄弟よりも意味が広いです。従兄弟かそれに近い関係の男性ということです。 イエズスの兄弟たちのなかで重要な人物に、「イエズスの兄弟ヤコブ」がおり、彼が、エルサレムにあって、十二使徒たちと共に、ナザレ派において、指導的な立場にあったともされます。また、復活のキリストに出会った人としても知られています。 >3、ヤムニア(ヤブネー) ユダヤ教指導者たちの集会・会議のことです。90年のヤムニア会議によって、ナザレ派のキリスト教は、ユダヤ教の異端と宣言されました。ユダヤ教ではないとされた訳で、キリスト教徒は、ユダヤ教の庇護から外れ、ローマからの迫害が激しくなります。 >4、使徒教父とは? 「使徒」というのは原始キリスト教では、特殊な称号で、パウロは生前は、「使徒」とは認められていなかったはずです。使徒と言えば、十二使途のことでした。しかし、パウロもやがて使徒の権威を認められました。 十二使徒も世を去った、キリスト教の第二第三世代時代には、使徒の資格を持つとみなされたキリスト教神学者が現れ、彼らが原始教会を指導します。これらの人々を使徒教父と呼ぶようです。ヘルマス、ポリュカルポス、パピアスなどで、大体、二世紀頃の人たちです。 >◎古代キリスト教史における使徒パウロの存在意義 ラテン語が自由に話せ、ローマ市民権を持っていたパウロは、国際的視野があり、非ユダヤ人に熱心に伝道した結果、地中海世界へとキリスト教が広く異邦人へと伝道されたことがあります。 このような布教活動の点で意味があり、もう一つは、復活のキリストに出会ったパウロは、 「パウロの神学」を提唱したのであり、原始キリスト教会の教えの基本は、パウロの神学に多く依拠しています。一番最初に記されたキリスト教の正典文書は、実はパウロの教牧書簡です。「福音書」などは、パウロの書簡の後になってから記されています。 原始キリスト教の神学は、パウロの神学、パウロのキリスト観に大きく影響されているのです。本来のイエズスの教えとは、また異なった教えがキリスト教にあるのは、パウロの神学の影響なのです。 >◎キリスト教史における激動の60年代(62~70)に起こった二つの重大事件 この時期は、ユダヤとローマ帝国の戦争があった時期で、大きな事件と言えば、70年にティトゥスによってエルサレムが破壊され、ユダヤ人は、ディアスポラの民となります。故郷を失うのです。もう一つは、60年代の初期に、ナザレ派は、戦争を避けて、エルサレムから離脱します。ユダヤ教はこれを裏切りだとし、やがて、先のヤムニア会議の決定につながります。 もう一つ、60年頃に、パウロが処刑されたらしいのですが、これはよく分かっていないはずです。記録に残っていないのです。パウロの活動が、この頃で終焉しているので、おそらく迫害で死亡したと考えられています。  

DIADIA
質問者

お礼

こんばんわ!! お返事どうもありがとうございます☆ 先生の説明でもよくわからなかったのに 本当に丁寧に解説してくださったおかげで 頭に入りました。 ありがとうございます。 少しこれを自分のものにして吸収していきたいと思います。 本当にありがとうございました。 また何かあればよろしくお願いいたします。

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