プロテスタントのキリスト者がカトリック私学に就職
私はプロテスタント(日本基督教団)のクリスチャンです。
私は中学校・高等学校の教員免許を持っており、中高一貫校の私学への就職を検討中です。特に、専任教諭(いわゆる終身雇用)での採用を希望しています。
質問の概要は、「プロテスタントのクリスチャンがカトリックの私学に就職することが可能か、またその妥当性」についてです。
キリスト教主義教育の私学の専任教諭の求人(専任教諭)を見ると、「キリスト教に理解のある者が望ましい」との文言が入っている場合があります。
そのとき、応募先の私学が日本基督教団に属する学校であれば、私にとって問題はありません。同じ日本基督教団なので、採用に関しては有利に働くと思います。
しかし、応募先の私学がカトリックの学校の場合、私のようなプロテスタントのクリスチャンは、敬遠されるでしょうか?プロテスタントとカトリックでは、同じ聖書を使っている点では共通しています。しかし、マリアの解釈や、神父・牧師の権威、その他いろいろな点に関して、大きな違いがあります。
私自身としては、もちろん、日本基督教団に属する私学に就職できれば一番よいのです。ただ、限られた数の私学の中で就職難の中、そのようなぜいたくを言っていられない現実もあります。
そのことを、私の通う教会の教会員に相談しました。すると、聖書を使うという点では同じだから、私がカトリックの私学に就職することは可能だろうと言われました。むしろ、キリスト教の基礎知識を知っているという点では、たとえカトリックの私学であっても、無宗教の人が応募したときより私のほうが優遇されるだろうと言われました。
そこで、お聞きしたい点が2つあります。
1点目は、プロテスタント(日本基督教団)のクリスチャンが、カトリックの学校に就職したとき、次第にカトリックの教義を受け入れられるものでしょうか?私自身は、正直申し上げて、今の時点では、カトリックの教会のミサに出席したときには、やはり違和感を感じてしまいます。マリアの像に向かって礼をするところや、カトリックのミサの形式主義的な点には、違和感を覚えます。そのような私ですから、やはりカトリックの学校は避けたほうがよいでしょうか?または、聖書を使っている点では同じだから、カトリックの学校も応募したほうがよいでしょうか?
2点目は、採用する私学側のスタンスについてです。もしカトリックの私学が求人をしたとき、応募した人間が、私のようなプロテスタントのクリスチャンであれば、どのような印象をもちますか?同じ聖書をもとにして、キリスト教の基礎知識を理解している点で、私を優遇しようとするのでしょうか?または、カトリックとプロテスタントの違いを重視して、私のような人間の採用を避けようとするものなのでしょうか?
この質問は、キリスト教主義教育の学校にお詳しい方や、キリスト教に理解のある方にぜひご回答いただきたいと思います。
ぜひ率直なご回答を頂きたいと思います。よろしくお願いします。