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配達の歴史
クロネコなどの宅配はいつから出来たものでしょう。昭和の小説を読むとお歳暮なども盛んに行われているようですが、皆、デパート等で品物を買って自ら或は家族や書生さんなどが持っていっていたのでしょうか。 ただの好奇心なのですが、昭和50年代に産まれたのですが、ちっとも覚えておりません。よろしくお願いします。
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宅配便登場以前で、宅配を行っていた大手は、郵便局(郵便小包)と国鉄(鉄道小荷物と託送手荷物)でした。 郵便小包はゆうパックに受け継がれているので、現在は廃止されている鉄道小荷物と鉄道手荷物を。 ・鉄道小荷物 駅に荷物を持参して発想、原則駅留めだが有料で配達。配達は日通(大概、駅に隣接して支店があった)か地元の運送業者、後に赤帽などの輸送サービス。 ・鉄道手荷物(チッキ) 旅行する際の大型荷物を別に預かって送る。原則として、当該区間に有効な乗車券が必要。駅受け、駅留めが原則だが、配達も有料で可能。旅客輸送の付帯サービスとされるので、鉄道小荷物より安い。 どちらも似たようなサービスですが、乗車券があればチッキを使いました。果物などはこれで送ってもらいました。当時は、通販やオークションなどほとんど無く、こういった輸送を一般市民が頻繁に利用するような社会状況ではありませんでした。 なお、鉄道輸送は国鉄以外の私鉄も国鉄と連帯して行っていました。 このほかに、日通航空が扱っていた、航空便(現在のとは内容が違うようですが、こう呼んでいました。原則翌日配達)というサービスがあり、これは、集配もしてくれ、宅急便が登場するまでは一番早かったので(と思っていた)、ビジネス文書などの配送に使っていました。
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- k16399638
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ネタですが。 うちの物故した祖母の話ですが、お嬢様ミッション女学校に通っていました。大正時代のことです。 ある日、親友の家にお泊まりに行ったのですが、なんと任侠の方の親会社というか、もうすごいお父さんでビックリ。朝4時にトイレおきたら、下の人が庭の植木の葉っぱ一枚一枚ぬぐってテカらせているという。 翌朝の朝御飯は質素なのもビックリですが、終わったとき、任侠のお父さんと極妻のおかあさんが(当然一番上座です)、ザッと座布団おりて、畳に頭擦りつけ「こんな稼業の親をもった不幸な娘ですので、どうか仲良くしてやってください。キリスト様の学校に頼ったのも、娘を不幸にしたくない親の浅知恵手ございますので、どうか」 バット持ってよその女学校に乱入した祖母も、この時ばかりはヤバイと思ったそうです。 それ以来、盆暮れ5月に、そのお父さんが祖母の家に来て、旬の物を自ら届けにきたそうです。あとから友人に聞いたところでは、1ブロック離れたところに車を置いて、歩いていくのだそうです。車で乗り付けるのは失礼、という考えがあった時代の話です。
お礼
ありがとうございます。 すごい、かっこいいお話ですね。任侠のかっこよさもさることながら、K16399638さんのおばあさまがお嬢様学校にいながらもかなりお転婆であったことが、すごーいです。 車で乗り付けても自らが降りてやってくる。素敵な心遣いですね。
- Mumin-mama
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昭和30年代後半から40年代初期頃まで、毎年東京の我が家に青森からだと思うのですが、今頃の時期になると、大きな木箱にもみ殻を詰めてりんごが沢山届けられていました。その木箱にいつも「国鉄」と大きく印が残っていたのを記憶しています。 その頃の宅配便は郵便局と国鉄があったと思います。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%85%E9%85%8D%E4%BE%BF
お礼
ありがとうございます。 大きな木箱にりんごですか。とても素敵な記憶ですね。国鉄の印、見てみたいです。 ありがとうございました。
- xitoaki
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小包自体は明治時代から郵便局が扱っていたハズなので 昭和の時代にもなれば、小口の荷物を送る手段は 今とさほど変わらなかったと思います。 それ以前は飛脚がいたと思いますが、小包のような荷物を 運んでくれたかというとかなり疑問です。 商品流通(いわゆる貨物)自体は昔からあるので 船便等での輸送というものはあったはずですが、 個人の小口荷物を扱ってくれるところはあったのでしょうか? (答えになってなくてすいません) ただ、当然時間は今よりもだいぶかかっただろうし、 今ほど便利ではなかったと思います。 自分も50年代生まれなので実体験で余り語れませんが、 そう遠い昔でもない子供のころでも今よりずっとゆったりとした時代で、 ヤマト運輸もしばらくの間は休日受付や配達は やっていなかったような記憶があります。 昭和の終わりごろでも、正月に帰省する際に荷物を送るときは 暮れ正月の配達をやってくれないので、 少し早めに送っていた記憶があります。
お礼
ありがとうございます。 そうですよね、少し昔はもっとゆったりしていましたよね、配達サービス。便利な反面、なんだかせわしなさ過ぎて過剰な感じもしてしまいます。 ありがとうございました。
- cobamax
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お礼
ながらく放置しておりました。御礼が遅れまして申し訳ありません。おお、1976年ですか。はっきりしていますね。 ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。 とても勉強になりました。当たり前のことに思える郵便ですが、やはり昔は手軽に使えるものではなかったのですね。改めて深く感じ入りました。 ありがとうございます。