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家庭内の使用人の減少と「豊かさ」について

お世話になります。 明治から昭和30~40年代くらいまでは、ちょっとした企業の課長クラスでも家政婦を雇い、運転手のお迎えつき(その昔は人力車)がついたと聞いたことがあります。もっと上のクラスになると書生や子守の下女なども住み込みで雇えたらしいです。 今の日本は当時より豊かになったと言われていますが、上場企業の社長でも電車通勤していたり、部長クラスに至っては普通の社員とあまり生活水準が変わらないようです(私もまだそこまで出世してないのでわかりませんが)。 会社員に拘わらず、役人や教師も昔に比べて生活水準は後退したように見えます。 このような現象をみると、むしろ実感する「豊かさ」という点では後退したのではないでしょうか?なぜ お迎え車・家政婦・書生・下女などが減ってしまったのでしょうか?

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  • hukuponlog
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回答No.3

あぁ、そうですね。確かに私の家にもお手伝いさんと書生さんがおりました。昭和30年代でした。以下は全くの素人考えです。 豊かさが後退したというよりも、みんながそれなりに豊かになってきた、ということではないでしょうか。戦前はもとより、戦後も一時期までは、人件費がとても安かったのではないかと思います。逆に言えば、安い人件費なら人を雇える程度の収入がある階層と、安い人件費で雇われる階層があったということでしょう。 けれども、高度成長期になって、安い人件費で雇われていた人達が、工場や会社などへ、より高い賃金で、どんどん雇用されるようになってきた。そうなると、社会全体として人件費が上がりますから、個人で雇うことができる階層が減ってきたということではないでしょうか。 戦前の社長と平社員の給与格差、戦後の社長と平社員の給与格差を比較した調査もあります。当然、戦前の方が桁違いに格差が大きい。 我が家で最後の書生さんは、昭和37年に会社に勤める、女中さんは昭和38年に、製菓工場に勤めるということでそれぞれ家を出ました。父と母が 「最近は、安い給料で、住み込みで働くなんて若い人はいないからな」 「そりゃ、会社の寮に入った方が気楽だし、遊べるもの」と言っていたのを記憶しています。

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  • hirosi3
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回答No.4

「所得格差が大きかったから」   家政婦を雇い、運転手のお迎えつけても、金持ちの支出から見れば大した額ではなかった。その金額が家政婦や運転手からはとても大きな金額であった。「所得格差が大きかったから」です。「お迎え車・家政婦・書生・下女などが減ってしまったのは、人件費が上がったから」というのも正解ですが、昔は、それ以上に金持ちは、「大金持ち」だったのです。現代では、収入(給料)の格差が少なくなり、所得税が累進課税になり、べらぼうに儲けても高率な所得税を取られるので、税引き後の所得が平準化したからです。   現在日本で、「もっと厳しい累進課税にして、金持ちからもっと税金を取るべきだ」と考える人と、「累進課税はフラットにして、消費税のように所得額に関係なく税金を納めるべきだ」と考える人、この数を比べると、前者の方が多いでしょう。でも、多くの人がゆたかになって、あまり叫ばなくなっています。課税率は、改定毎にフラットに近づいています。そして国民はそれを容認しています。ですから、野党の主張する「格差が広がっている」は間違っているのですが、他に政府を攻撃する材料がないから「格差」を問題にするのでしょう。

  • tanuki4u
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回答No.2

人件費の上昇が、他の物価上昇を上回っているからです。

  • decoreona
  • ベストアンサー率30% (22/72)
回答No.1

こんにちは。 私見ですが・・・色々な理由があると思います。 今は洗濯も炊飯もお風呂を沸かすのも自動です。 だから、家政婦を雇わなくとも機械を買えば済む様になったのではないでしょうか? 携帯電話もありますから、社長が電車に乗っていてもどこにいても、すぐに連絡をとることも出来ます。 差別に対する世の中の風潮とか、偉い方のあり方も多種多様ですし、そういう事も関係すると思います。 お金の使い道が、人を雇う事から機械へと変わっただけなのでは?

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