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お金の数え方
昨日の海外ニュースで、アメリカの年金生活者を取上げていました。 要は年金だけで生活するのが苦しいという内容だったのですが、その中で気になった表現があります。 「毎月、1148ドルの年金では ・・」 という年金生活者のコメントに、画面下に日本語訳が表示されていたのですが、その1148ドルというところを Eleven Forty Eight Dollars と言っていました。 たしかに、ホテルで1148号室とフロントで言うときに、Eleven Forty Eight と言うと思いますが、アメリカ人はお金も同じように言うのでしょうか? それとも、これは正しい英語ではなく、スラングというか、階層が下の方の人たちの英語なのか、どうなんでしょうか? もしこの言い方が一般的なら、例えば、1万1480ドルは何と言うのでしょうか? 教科書的には Eleven Thousand Four Hundrea and Eighty Dollars となると思いますが、長ったらしいような気もします。
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質問者が選んだベストアンサー
他の回答者のご意見のように、「公式書面」では one thousand one hundred and forty eight dollars とされるのが正規の方法ですが、会話は別です。 言語学習において、「聞く、話す」と「読む、書く」は全く別の扱いになります。英語を母国語として話す人達にも文盲がいるのに対し、外国語として学んだ英語でも文学作品を生み出す人もいます。 Vladimir Nabokov はロシア生まれですが、18歳でアメリカに移民し、日本でも「ロリコン」という言葉を生み出す原因になった英文学「ロリータ(性的に早熟な少女の物語)」を著した作家です。 日本語でも4は「し、よん」、7は「なな、しち」という発音の両方があり、一般には訓読みの「いち、に、さん」が使われても、「一人、二人」「ひとつ、ふたつ」のように昔の「ひい、ふう」という数え方が反映されている言葉もあります。また会話では1506万は「せんごひゃくろくまん」と言いますが、銀行とか金銭を扱う業界では、「いっせんごひゃく、飛びろくまん」ですね。ご自身がコメントに書かれた様に、数の数え方にもTPOがあります。でも eleven hundred forty eight dollars も、one thousand one hundred and forty eight dollars も会話においては平等の市民権があります。
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- miknnik
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<一般には訓読みの「いち、に、さん」> 上記「音読み」の間違いです。すみません。
お礼
了解致しました。
- momosiba1
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たしかに大きい数字をそうやっていうことも多いですが、 お金ではあんまり使わないと思います。 あれかな、字幕も字数制限があるからそう訳したのかな? 元々eleven forty eight見たいな言い方は、電話番号、住所などを電話とかで番号を正確に伝えるのが目的です。短く分かりやすくなるからニュースにも使われるかな?(大抵アラビア数字だけど) あくまでも数字を正確につたえるための手段なので、基本的にはしっかりthousand, hundred,をいったほうがいいと思います。
お礼
有難うございました。 基本は学校で習ったとおりの表現の方が良いのですね? 数字の表現の仕方にも、TPOのようなものがあるように感じました。
- miknnik
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質問タイトルが「お金の数え方」なので、ちょっと横道にそれますが、追加です。 西暦は会話では、1994年が nineteen ninety four になりますが、公式の書面では、nineteen hundred and ninety four と書かれ、卒業証書にもこのように卒業の年が記されますが、中には in the year of our Lord one thousand nine hundred and ninety four という例もあります。 またアメリカ、ヨーロッパの言語は千単位で thousand, million, billion, trillion というように位があるのに対し、日本語は万単位なので、大きな数字は通訳泣かせです。
お礼
有難うございました。 へー、nineteen hundred ・・ という表現も正式に使われるのですか。 この辺は学校で教えられたものと違いますね。 どうなんでしょう、もし学校の試験で nineteen hundred ・・とかの表現で答えたら、× になるでしょうか? 興味深いです。
- miknnik
- ベストアンサー率48% (249/513)
英語で、千番台の数字は「千」という単語を使う場合も、「百」までの単位で表す事も可能で、これは教育、階層には一切関係ありません。 また西暦の場合、1600年代というのは常に the sixteen hundreds であり、the one thousand six hundreds というのは誤りになります。 ご質問の最後にあるように「長ったらしい」と気づいていらっしゃるようですが、Eleven Forty Eight と言った方が簡単ですし、特にニュース等ではそちらの方が好まれて使われています。しかし万の単位になれば thousand が使われます。どの言語にも idiosyncrasies がありますが、これもその一つと思ってください。
お礼
有難うございました。 なるほど、1600年代という時は、例えれば「16百年」という言い方になるわけですね。初めて知りました。 英語もそうですが、言語というものは文法が先にあるのではなく、話言葉が先にあるわけですから、文法的に説明出来ない部分は多いでしょうね。
- trytobe
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面倒くさいので、西暦年のような2桁くぎりの読み方をしたのでしょう。 実際に小切手を切るときなどは、ちゃんと $1148.00 の数字とともに One thousand one hundred forty eight dollars- と記入します。(日本の小切手でアラビア数字と漢数字の2通りで記入するのと同じで念押しですね) それと比べるとくだけた言い方ですが、通じればいいと割り切った日常会話ならでは、と言えるでしょう。
お礼
有難うございました。 なるほど、くだけた言い方だけど、伝わればそれで良しとする考えだったのでしょうね。 同じ数字でも色々な言い回しがあるというのは、日本語とは随分違うなあと感じました。
- Hirokent
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One thousand one hundred forty eight では長いから、四桁のばあい、二桁ずつに区切っていうことがあるのだろうと思います。 eleven hundred forty eightということもあります。 >それとも、これは正しい英語ではなく、スラングというか、階層が下の方の人たちの英語なのか、どうなんでしょうか? 推測ですが、スラングというわけでもなく、階層にも無関係だと思います。 1万1480ドルはEleven Thousand Four Hundred (and) Eighty Dollars しか言い方はないと思います。
お礼
有難うございました。 Eleven Hundred ・・ という言い方も聞いた事があります。 ただ、英語を母国語とする国の人ではなかったので、「一応言いたい事は分かるけど、英語として本当に正しい言い方なのかな ・・」と思っていました。 数字やお金の勘定の仕方は日本語の方が単純で分かりやすいような感じがしました。
お礼
有難うございました。 なるほど、聞く話すと、読む書く、は別と考える方が正しいのですね。 たしかに日本語でも数字の言い方に口語体と文語体があるように思います。 となると、件の番組に登場したアメリカ人の Eleven Forty Eight Dollars という言い方は一般的であり、教養のある人も使うと考えた方が良いわけですね。 とても勉強になりました。