分析精度とは？

質問

蛍光X線分析でいう分析精度とはどういうことをいうのでしょうか？

回答No.4

km1939

分析精度は蛍光X線分析に限らず、湿式分析、機器分析共に考え方は
　同じです。それぞれの方法で多少精度を出すときの要因が異なるだけ
　です。No.3さんの言うように、基本的には、正確度と精度を求めれば
　よいことになります。精度の求め方は、分析対象（例えば鉄及び鋼）
　試料によてっては、JISにでていますので参照して下さい。
　参考：鉄及び鋼ー蛍光X線分析法　JIS G1256 です。

回答No.3

yasuhiga

元日本分析化学会代表幹事の者です。
私の師匠は、元国立環境研究所所長、元Ｔ大工学部工学部長です。

残念ながら正解に行きついてないですね。

・まず、回折に関係ないのは確かです。
・分析値として5という値が出た場合で、それは4～6の範囲という意味では、「正確度」または「確度」という言葉を用います。

正確度（確度）とは、分析値が真の値にどれだけ近いか、一方、精密度（精度）とは、繰り返し測定が行われたときの、バラツキの度合いをいい、両者は明確に区別して用いられます。所定の正確度と精密度が、将来にわたって保証されたときに、その分析方法は、「信頼性」を持つと言われます。

回答No.2

c80s3xxx

蛍光X線は回折は関係ありません．ただの発光分析です．ただ，励起光源も発光もX線領域になるというだけのこと．
分析精度は，蛍光X線だろうがなんだろうが，基本は同じでしょう．
たとえば，分析値として 5 という値が出たとしても，それは4～6の範囲という意味かもしれないし，2から8の範囲という意味かもしれない．
S/N 比とか試料の状態とかあるいは検量線の妥当性の問題とか，原因はいろいろあるにしても，精度的には前者の方が高い，と．

回答No.1

cosmos-kt

蛍光X線分析の場合には、X線の回折光を用いた分析手段です。回折とは、結晶やピンホールなどを通過した光が、回り込んだり、干渉を起こす現象のことです。

この回折データから、推測される結晶構造の精度などの事を、分析精度と言います。